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貨物連帯全国3個所で家宅捜索

[ソウル]ドアをあけると言ったのに反対側の扉を壊して入る

アン・ボヨン記者/ 2009年05月20日11時24分

▲20日早朝に警察が壊して入ってきた貨物連帯事務室の扉。警察は反対の扉で労組幹部が警察と対話している間、この扉をこじあけて入ってきた。

警察が5月20日早朝、ソウル、大田、光州の貨物連帯3つの事務室を電撃的に家 宅捜索した。この過程で警察は戦闘警察バスを約10台も動員し、車の壁を作っ て出入を統制する一方、事務室の扉を壊して入ってきた。またインターネット 言論の出入りを止め、取材を妨害した。

大田大徳警察署は20日午前6時からソウル市永登浦区大林洞の公共運輸連盟ビル 2階の貨物連帯本部事務室を1時間にわたり家宅捜索した。

警察はこの日、建物の周辺に戦闘警察車約10台を駐車させ、30人ほどの警官が 建物に押し入った。当時、2階の事務室には運輸労組傘下バス本部のキム・ジョン ヒョン事務局長がいた。2階事務室には直線距離で20mほど離れた2個所の出入口 がある。警察は金局長が令状と身分を確認した後、扉を開けると言って対話し ている間に反対側の扉を壊して進入した。

警察はこの日、1時間ほどの押収捜索で貨物連帯組合員在籍証明書と会議資料、 会計監査報告書など17点、4-5箱分の資料と備品類を押収していった。

ペ・サンモク運輸労組会計監査は「堂々と人が中から開けるといったのに、強 引に扉をこじあけて入ってくるのは威嚇だ。現政府の警察は用役会社の暴力団 と違わない」と説明した。

▲20日早朝警察がこじあけたソウル市大林洞の貨物連帯事務室の扉/アン・ボヨン記者

▲貨物連帯ソウル事務室を捜索した後に警官が残した押収物品目録のサイン。

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンスバージョン2:営利利用不可仮訳 )に従います。


[大田]民主労総貨物連帯家宅捜索

万能キーで扉をあけて押収捜索進行

メディア忠清/ 2009年05月20日11時36分

▲「盾で出入を防げ」警察の統制は大田勤労者福祉会館近隣の歩道と車道を問わず広範囲になされた。[出処:メディア忠清]

5月20日早朝5時40分頃、大田大徳警察署は民主労総大田本部内貨物連帯事務室 を家宅押収捜索した。この日の押収捜索は、貨物連帯や民主労総関係者の立会 なしで行われた。民主労総大田本部の事務室がある大徳区大化洞の勤労者福祉 会館に近い車道に約50メートルにわたり車の壁を作り、一切の出入を統制した 状態で進められた。

「盾で出入を防げ」警察の統制は勤労者福祉会館近隣の歩道と車道を分けない で広範囲になされた。

民主労総のキム・ソンハク部長は「家宅捜索の通知や立会人なく進められ、警 察側が立会のための出入りを止めている状態」と話した。

押収捜索が行われている間、勤労者福祉会館全体と近隣の大田市障害者体育リ ハビリ院入口まで防いで出入を統制し、過剰だという議論がある。特に取材に 関してはMBC、KBSなどの放送局の出入は認めたが、インターネット言論の出入 は徹底的に防いだ。報道統制と言論差別議論も予想される。また勤労者福祉会 館に事務室を使っている民主労総大田本部関係者と、別の産別労組事務室関係 者の出勤を防ぎ、小競合になった。

▲警察はこの日大田貨物連帯事務室で押収物品を車両にのせて行った。[出処:メディア忠清]

家宅捜索は7時30分頃に終わり、警察はコンピュータ2台をはじめ3箱分の物品を 押収した。民主労総大田本部への押収捜索は初めてだ。

一方、この日午前3時に大田地方裁判所は、5月16日の労働者大会に関連して拘 束令状が請求された32人のうち20人に拘束令状を発行し、あとの12人は棄却した。

シム・キュホン令状専門担当部長判事は「旗をとり除いた旗竿を持ってデモに 加担したことが明らかで、被害が重大」という点を上げ、旗竿を持っていた20 人に令状を発行したと述べた。他の12人には同種の犯行の前歴があるという理 由だけで犯罪嫌疑の十分な理由とはいえない」と令状請求棄却の理由を述べた。

今回の令状発給基準は旗竿の所持と行為が重要な定規になったといえる。

▲押収捜索後貨物連帯大田事務室[出処:メディア忠清]

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンスバージョン2:営利利用不可仮訳 )に従います。


Created byStaff. Created on 2009-05-21 12:12:10 / Last modified on 2009-05-21 12:12:42 Copyright: Default

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