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「パク・ジョンテ烈士、一生胸に抱いて戦う」

「錦湖グループは故パク・ジョンテ氏の死に責任を取れ」

アン・ボヨン記者 coon@jinbo.net / 2009年05月14日15時32分

解雇された宅配ドライバーの復職を要求して命を終えた故パク・ジョンテ運輸 労組貨物連帯光州支部支会長の死に対し、錦湖グループを糾弾して責任を要求 する集会がソウルでも開かれた。

故パク・ジョンテ烈士対策委員会と公共運輸連盟など約200人は、5月14日11時、 錦湖グループ向かい側の光化門ソウル歴史博物館前で集会を開き宅配ドライバー の原職復帰と錦湖資本糾弾の声をあげた。

▲故パク・ジョンテ烈士対策委員会と公共運輸連盟など約200人は錦湖グループ反対のソウル歴史博物館前で集会を開き錦湖グループを糾弾して故パク・ジョンテ支会長に死の責任を要求した。

キム・ジニョク公共運輸連盟組織局長は「錦湖資本は不渡りの危機を大韓通運 を買収し、宅配ドライバーの血と汗を搾取したが、30ウォン引き上げの合意を 破棄して、ひとりの命まで奪った。そんな錦湖資本が今は第3者だと言って問題 を放棄」していると糾弾した。

運輸労組貨物連帯宅配分会は3月17日、携帯メールで集団解雇され、約2か月大 韓通運光州支社前と大田大韓通運物流センター前で原職復帰を要求し、集会を してきた。その過程で故パク・ジョンテ運輸労組貨物連帯光州支部支会長は手 配され、連帯がますます難しくなって「労組弾圧粉砕と原職復帰」を叫んで自 ら命を絶った。

▲チェ・ハンニョル貨物連帯宅配分会組合員は「李明博政権の1%のための政策と錦湖資本の搾取と公権力の弾圧と社会的冷遇が故パク・ジョンテ烈士を殺した」と話した。

運輸労組貨物連帯宅配分会のチェ・ハンニョル組合員は「60になっても会社が 言うまま、会社が罰金を払えと言えば明細書もちゃんと見ずに働いた。だが錦 湖資本は30ウォン引き上げの合意も守らない悪質だ。パク・ジョンテ烈士の死 を一生胸に抱いて闘争する」と話した。

また「パク・ジョンテ烈士には二人の子供いる、その子供たちが労働者なった 時、これ以上弾圧のない日を作るために闘争する」と話した。この日の集会に はソウル歴史博物館の見学にきた何人かの小学生が珍しそうに席に一緒にした。

運輸労組貨物連帯宅配分会は二か月余りを錦湖グループと戦ってきたがきちん とした集会は一度もできなかったと知らされた。

チェ・ハンニョル運輸労組貨物連帯宅配分会組合員は「40人もいない労働者が 集会するといえば数千の警察兵力が取り囲んで押し通し、連行し、駐車すれば 連行し、テントを張れば連行して、その上暑いなかで1坪の休む陰を作ろうとす ると、その日除けまで取っていった」と過度な公権力の鎮圧を糾弾した。チェ・ ハンニョル組合員は「大韓通運が錦湖を買収する時、若干希望を抱いた。だが 今は骨が粉になる時まで錦湖資本に対抗して闘う、錦湖は絶対美しい企業では ない」と話した。

この日、連帯公演をしたチ・ミンジュ民衆歌手は「2006年か、慶北のイルチク・ テックの闘争現場で故パク・ジョンテ烈士と会った。とても頑張って働いてい て慶北地域の方だと思っていたが、光州からきたという、故パク・ジョンテ烈 士は貨物連帯闘争がある所ならどこでも走って行った人」と話した。

故パク・ジョンテ運輸労組貨物連帯光州支部支会長が生前最も好きだった歌を チ・ミンジュ氏が歌うと、集会参加者は悲しみを隠せなかった。この日、錦湖 グループ本社次長が出てきて集会中注視し続け、参加者から野次を受けた。

錦湖グループは化学、建設、運送など120社ほどの系列会社を持ち、昨年大韓通 運を買収して物流運送業界1位を走っている。錦湖グループは昨年、大韓通運を 4兆ウォンで買収し、今年3月には3兆以上を回収した。

チェ・ジョンジン民主労総ソウル本部長も「遅まきながら国会で特殊雇用労働 者の保護立法が発議されたが、ハンナラ党の反対で簡単には貫徹できないだろ う。連帯闘争こそ、特殊雇用労働者保護立法を施行させる唯一の道」と話した。

キム・ドファン公共運輸連盟委員長は「李明博政権がこの死の教唆犯であり、 主犯は錦湖資本、携帯メールで解雇して30ウォンで人を殺した。同志の死を無 駄にしないため、連盟が中心になって勝利する闘争をする」と決意を述べた。

▲参加者は錦湖グループを糾弾する意味で錦湖グループ系列会社を書いたひょうたんを足で踏んで割る象徴儀式をしている。

参加者たちは錦湖グループを糾弾する意味で、錦湖グループ系列会社が書かれ たひょうたんを足で踏みつぶす象徴儀式をして集会を終えた。

毎年光州で開かれる労働者大会を、今年は5月16日に故パク・ジョンテ運輸労組 貨物連帯光州支部支会長が命を絶った山の前の大韓通運大田物流センター前で 開くことにした。運輸労組貨物連帯本部は異例の集会が開かれる場所に緊急組 合員総会を招集して「貨物連帯総ストライキ宣言賛否投票」を行うことにした。 貨物連帯は、△契約解約された大韓通運宅配ドライバーの原職復帰、△運送料削 減撤回、△貨物連帯労組認定を要求事項として、政府と使用者側がこれを受け入 れなければストライキをすることにした。

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンスバージョン2:営利利用不可仮訳 )に従います。


Created byStaff. Created on 2009-05-15 02:43:51 / Last modified on 2009-05-15 02:52:20 Copyright: Default

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