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「大韓民国を止めて命の代価を受け取る」

故パク・ジョンテ支会長決意大会…貨物連帯ストライキのための緊急総会

「あなた、久しぶりに呼びますね。私はまだ実感がないの。あなたがこの世の 中にないということが...逮捕令状が発行された日、着る服をまとめて送ったけ れど、下着が気になって、安モノではなく、ちょっと良いものをあげようと買っ た下着がまだタンスにそのままあるのに。

あなた、覚えてます? 昨年12月の最後の日、とても雪がきれいで、本当に久し ぶりに腕を組んで手もつないで歩きながら『でもおれはいい人だろ?』と言った 言葉、私その時ただ笑うばかりだったけれど、言ってあげたいの。『そうね、 あなたはいい人よ』 -故パク・ジョンテ支会長未亡人ハ・スジン氏

▲民主労総などが5月9日に開いた故パク・ジョンテ貨物連帯本部光州支部1誌会長追慕決意大会(写真=イ・ウンヨン記者)

民主労総、貨物連帯の闘争計画を発表

故パク・ジョンテ貨物連帯本部光州支部1支会長が大韓通運の78人大量解雇に反 対して闘い、自ら命を絶った中、5月9日に民主労総と貨物連帯組合員など約 8000人が大田市大徳区の大韓通運大田物流センター前に集まり「パク・ジョン テを返せ、大韓通運は解雇者を元職復職させろ」と要求した。

『労働基本権保障、非正規職撤廃、労働弾圧中断、運送料削減中断、解雇者原 職復帰、故パク・ジョンテ烈士対策委員会』(以下対策委)は5月9日午後、大田 市大徳区ウンネ洞にある大韓通運大田物流センターの前で『パク・ジョンテ烈 士闘争勝利のための総力闘争決意大会』を開催した。

来る16日、貨物連帯は全面ストライキ闘争のための緊急総会を、民主労総は 『5.18精神継承全国労働者大会』まで、大韓通運側の謝罪と解雇者の原職復帰 処理が受け入れられなければ、ソウルで大規模な労働者大会を開催するなどで 闘争の程度を高めていくとし、総力闘争を宣布した。

イム・ソンギュ民主労総委員長はこの日、闘争発言で「パク・ジョンテ烈士は 決して自ら命を絶ったのではない」とし「巨大な歴史の水車が後回りする時、 その水車に敷かれて死んだのだ」と話した。

彼は「多くの労働者が、多くの民衆が逆転する水車に敷かれ、手を切られ、足 を切られて命を失っている」とし「来る16日の全国労働者大会までに李明博政 権と錦湖資本、大韓通運が私たちの要求を聞かなければ、闘争をソウルに持っ ていく」と警告した。

▲8000の参加者が街頭デモ行進をしている。(写真=イ・ウンヨン記者)

大韓民国を止めて、同志の血の償いを受け取る

キム・ダルシク貨物連帯本部長は『5.18精神継承全国労働者大会』が開かれる 5月16日、全面ストライキのための緊急総会を招集し「パク・ジョンテ烈士の願 いを貨物連帯の力で、全面ストライキの力で実現しよう」とし「すべての戦術 で大韓民国を止める。必ず同志の血の償い受け取る。貨物連帯の全面ストライ キで大韓民国を止めよう」と宣言した。

姜基甲民主労働党代表は連帯発言で「1%の金持ちが99%の国民を弾圧して国民の 目に涙を、胸にクギを打ち込み、ため息の苦痛を抱かせる逆行する世の中」と し「パク・ジョンテ同志の『互いにつらく、苦しくても、幸せに暮らす世の中 を作ってほしい』という要求に、反労働・反庶民・反国民の政府に堂々と闘い を挑む」と話した。

シム・サンジョン進歩新党前共同代表も「7歳と10歳の子供達を残して、歩くこ ともつらい悲しい死を忘れるな。故パク・ジョンテ同志を死に追いやった者た ちを絶対に許さない」とし「故パク・ジョンテ烈士の前で、特殊雇用労働者の 基本権保障、さらに非正規職撤廃を第1闘争課題にしなければならない」と強調 した。

▲故パク・ジョンテ支会長の未亡人ハ・スジン氏.

故パク・ジョンテ支会長の未亡人ハ・スジン氏は「ここにおられる方々に申し 上げたい言葉」とし「故人はまだ真っ暗な闇の中で、とても冷たい氷の塊の中 で待っている」と話し始めた。

「夫が愛した大韓通運宅配組合員の皆さん、そして貨物連帯組合員の皆さん、 罪人のように頭を下げないでください。罪人は皆さんではなく、あの後に隠れ ている者たちです。

泣く時でなく闘争して勝利する時

もう悲しまず、立ち上がって戦って下さい。故人の遺言のとおり、執拗に戦っ て、人間扱いされるように皆さんが戦いを続けていかなければなりません。」

貨物連帯組合員を代表して、オ・マングン組合員が追悼発言を朗読している間、 参加者は目がしらを赤くした。

彼は「私はあの人は家庭もない人だと思った。毎日集会に行って、真夜中に目 を覚まし、横を見るとそこで身を縮めて寝ていた朴支会長」とし「私はまだ君 があのアカシアの林の中で私たちが闘う姿を見守っているようで、しきりにそっ ちに目が行く」と話した。

オ組合員は涙を流す参加者に向かって「今は泣く時ではない。勝利たなければ 追慕できない」とし「勝った後に支会長の顔を見て、思う存分泣き、追慕する」 と絶叫した。

集会を終えた参加者らは、象徴儀式で故朴支会長が命を絶った野山の木と周辺 の通りに黄色リボンをむすび、故人の魂を賛えた。続いて故人の遺体がある大 田中央病院まで徒歩でデモ行進をした。

一方、警察はこの日、75中隊約7000人の警官を配置する一方、参加者がデモ行 進をした道路の一部区間を全面統制した。

▲故人の遺体が安置された大田中央病院まで行進している。(写真=イ・ウンヨン記者)

▲オ・マングン組合員の追悼発言に悲しむ組合員たち。(写真=イ・ウンヨン記者)

2009年05月10日(日)06:46:17イ・ウンヨン記者ley1419@hanmail.net

原文(レディアン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンスバージョン2:営利利用不可仮訳 )に従います。


Created byStaff. Created on 2009-05-11 04:58:22 / Last modified on 2009-05-11 05:00:51 Copyright: Default

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