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「コルトはギターを作る資格がない」

[コルト・コルテック遠征闘争(8)]コルトブース進入後の現地反応熱く

メディア忠清 www.cmedia.or.kr / 2009年04月06日10時54分

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▲「コルトはギター作る資格がない」パク・ヨンホとコルトを告発する。

4月3日に訪問したミュージックメッセでは、2日に遠征団がコルトのブースで奇 襲デモをしたといううわさが早く広まっていた。

ミュージックメッセの取材中ずっと「昨日ここに人々が入ってきた。社長がど れほどひどいことをすればここまで来るか」という話をしばしば聞いた。フラ ンスからきたというギター業者の職員は「パク・ヨンホ社長は、労働者によく やるなあ。音楽を作る人が他人を泣かせてはいけない」と述べた。

遠征団への関心と声援が増えるにつれ、ミュージックメッセ側の干渉と監視も 大きくなった。ミュージックメッセの前に宣伝ブースを作る時は、チラシを貼 ることまで警備員に干渉を受けなければならなかった。遠征団がメッセに叫ぶ スローガンを録音して警察に通報した。また彼らは「ここはメッセの敷地だ! 元に戻れ」と押し出すなど、遠征団がミュージックメッセ所有地に入るかどう かに焦点をおく姿勢を見せた。

▲「制止される宣伝戦」

一方、通報を受けて出動した警察は、「集会には法的な問題はない。だが今の ように騒音の抗議が続けば、その時は私たちも仕方ない」と説明した。

午前10時からミュージックメッセの訪問客にチラシを配った遠征団員は訪問客 の積極的な関心を感じた。チラシを持った市民の一部は「昨日のあなたたちの 闘争が新聞に載った。フランクフルト市民が誰でも知っている大きな新聞で、 韓国労働者がどう戦うのかを知らせた」とし「私はあなた方の戦いを支持する。 今メッセに来る人の何人かがコルトアウトの缶バッジを付けて歩くのを見た」 と付け加えた。

午後には昼食集会が開かれた。コルテック労組のイ・イングン支会長は「昨日 コルトのブースに入った。きれいに展示されたギターを見て胸が熱くなった。 社長が工場を閉じなければそれらのギターはまさに私たちが作っていたギター」 とし「必ず勝利する」と拳を握った。

遠征団を訪問した在独韓国人女性会は、「昔の紡織工場闘争の時、私たちがメッ セの前でチラシを配った。頑張っている姿が頼もしく、何かの役に立ちたいと 思って来た」と話した。続いて「今は少数で他国にいるが、絶対に一人だと思 うな」と励ました。

この日の昼食集会では、文化労働者のソ・ギサン、チョン・ハンビョル氏の公 演があった。何気なく道を歩いていた市民がそこに集まった。市民の一部は 「昨日、韓国労働者たちを見た。すばらしかった。コルトはギターを作る資格 がない」とし、周辺の市民にコルト/コルテック労働者の闘争を説明した。それ だけでなく、遠征団がメッセの建物に入れないばかりか、広場の周辺に設置さ れた自転車道路を越えれば連行されるという話を聞いて「私が直接チラシを持っ てくる」と志願することもした。

▲昨日と違って制止される「休符」パフォーマンス

ムン・ソンウォン氏は自分が準備したパフォーマンスが警備員に阻止されて失 敗し、残念だと吐露した。ムン氏は「昨日は好きにさせて今日はだめだという 理由が分からない。単に私が遠征団と一緒にいるためだろう」と怒りを鎮めた。

この日、遠征団はミュージックメッセ側から「限度を越すな、横断幕は別の場 所にかけろ」などの監視と干渉を受けたが、遠征団の闘争を支持する人々が伸 しかけたことで力付けられた。遠征団員は「明日にはメッセが終わる。しかし ここで緊張解かず韓国に帰るまで、いや韓国でもパク・ヨンホと戦い続ける」 とし、キャンドル集会で一日を終えた。(チョン・ユンミ記者)

▲日が沈めば必ずキャンドルが灯る

▲自転車道路を越えれば私有地だと言って連行するが..

▲Cort'の名をどうするのか? 宣伝ブースを作りながら...

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンスバージョン2:営利利用不可仮訳 )に従います。


Created byStaff. Created on 2009-04-13 03:20:10 / Last modified on 2009-04-13 03:20:54 Copyright: Default

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