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鉄道労組キム・ギテ委員長が自主出頭

「合法ストライキで正当な闘争」...鉄道公社は交渉拒否を続ける

イ・コンマム記者 iliberty@jinbo.net / 2009年12月09日12時41分

全国鉄道労働組合のキム・ギテ委員長が12月9日、警察に自主的に出頭した。 逮捕令状が発行された指導部も11日までに自主出頭する予定だ。

▲キム・ギテ鉄道労組委員長/チャムセサン資料写真

キム・ギテ委員長はこの日の午前、民主労総で記者会見を開き「自主的に警察 に出頭して、鉄道労組のストライキが合法的で正当な闘争だったことを今一度 堂々と述べたい」と明らかにした。8日間の鉄道労組ストライキは、労働組合お よび労使関係調整法により、約1万人の組合員が必須維持業務を遂行しながら進 めた合法ストライキだけに、堂々と警察調査を受けるという。

キム・ギテ委員長は「憲法が保障する労働基本権を守るべき大統領と政府が、 ストライキ突入6日後に介入し、無理に鉄道ストライキを不法と言い詰めた」と し「政府が乗り出し、最低限の労使自律、労使自治を否定して労働者の基本的 な権利まで弾圧の対象にした」と李明博政権を批判した。続いてキム・ギテ委 員長は、「もちろん大統領まで乗り出した労働弾圧の気流に、司法府も流され ないかと憂慮する」とし「しかしこの社会を維持する基本的な法を信じれば、 政府の雑な不法規定と弾圧への司法府の賢明で冷徹な判断を期待する」と付け 加えた。

一方、鉄道労組の継続的な交渉提案にも鉄道公社が「争議行為などすべての闘 争を撤回すれば交渉できる」として拒否しており、対立は続いている。鉄道労 組によれば、ホ・ジュニョン社長は7日の幹部会議で、「労組幹部の何がそんな にすごいのか、過去の日帝時代や北朝鮮での腕章文化の残存であり、追放しな ければならない」と話したという。

鉄道労組は、「交渉での円満な解決を試みるが、公社が労組弾圧と交渉拒否を 続ければ、今後発生するすべての責任は公社にある」と警告した。

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンスバージョン2:営利利用不可仮訳 )に従います。


Created byStaff. Created on 2009-12-11 06:16:21 / Last modified on 2009-12-11 06:16:24 Copyright: Default

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