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鉄道労組1万5千の組合員がストライキに突入

不当労働行為決定にも公社は代替人材を投入...世論は「鉄道労組支持」

イ・コンマム記者 iliberty@jinbo.net / 2009年11月26日12時55分

全国鉄道労働組合(鉄道労組)が公社の一方的な団体協約解止で11月25日午前4時 付けで無期限全面ストライキに突入した。今回のストライキは、鉄道労組が関 連法により必須維持業務を遂行しながら進めていて、市民の不便は最小化され ている。

鉄道労組は27日午後2時、5つの圏域でストライキ闘争勝利決意大会を開く。鉄 道労組が午前10時30分に集計した結果、2万4千60人の組合員のうち必須維持業 務人員9600余人を除く1万5千余人の組合員がストライキに参加した。

▲チャムセサン資料写真

鉄道労組は合法的にストライキを進めているが、韓国鉄道公社は忠南地方労働 委員会の決定にもかかわらず代替人材を投入し、不法性の問題がおきている。 忠南地方労働委員会は、9月8日のストライキの時に公社が代替人材を投入した のは「団体協約に違反しているだけでなく、正当な団体行動権の行使を妨害す る目的で、不当労働行為に該当する」と判定した。鉄道公社は必須維持業務人 員の他に約5500人の代替人材を投入した。

これに対して鉄道労組と公共運輸連盟などは、午後2時にソウル地域決意大会が 開かれるソウル駅前で記者会見を開き、鉄道公社の不当労働行為を糾弾する予定だ。

一方、鉄道労組のストライキに対し、インターネットのユーザーたちも支持を 送っている。鉄道労組ストライキ関連記事には「鉄道および連帯ストライキを 積極的に支持する」というコメントがつけられ、ホ・ジュニョン社長を批判す る声も高い。公共運輸連盟は「公企業労組がストライキに入るたびに『市民担 保』、『高賃金労組利己主義』を打ち出した政府と保守言論の世論糊塗が深刻 だった」とし「だが、鉄道を含む今回の公共部門ストライキを見る国民の視線 は、無責任な告訴告発と団体協約解止で労組のストライキを誘導する態度を正 確に見ている」と説明した。続いて「李明博政権と鉄道公社は国民の世論がど こに流れているのか、よく見極めろ」と強調した。

進歩政党の支持も続いた。キム・ジョンチョル進歩新党報道担当者は「ストラ イキを留保して集中交渉に臨んでいた労組に、一方的に団体協約解止を通知し たのは『ストライキをしろ』とあおるもの」とし「政府は公共部門で起きてい る合法的ストライキを妨害する不当労働行為を即刻中断して、ストライキ誘導 行為も中断しろ」と要求した。

ウ・ウィヨン民主労働党スポークスマンも「李明博政権が話す公共部門先進化 は、団体協約を破棄して労働組合を無力化することか」とし「事業場で労働者 の権利を守る団体協約を破棄し、労働者の自主的な組織である労働組合を無力 化するばかりで、政府の親庶民政策には見るべきものがない」と批判した。

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンスバージョン2:営利利用不可仮訳 )に従います。


Created byStaff. Created on 2009-11-28 03:04:44 / Last modified on 2009-11-28 03:04:45 Copyright: Default

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