韓国:双竜車ストライキ者、重症憂鬱症3人中2人 | |||||||
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双竜車ストライキ者、重症憂鬱症3人中2人外傷後ストレス42.8%
チョン・ムンギョ記者
moon1917@jinbo.net / 2009年09月14日15時59分
77日間のストライキに参加した双竜自動車労働者のうち心理相談などで70.1%が 治療が必要な重症憂鬱症にかかっていることが明らかになった。42.8%は外傷後 ストレス障害を体験している。 緑色病院労働環境健康研究所、金属労組、双竜自動車支部などが8月27日、双竜 車ストライキ参加者257人を対象に実施した2次精神健康実態調査でこのような 結果が出た。ストライキ当時、6月11日に実施した1次調査より重症憂鬱症状を 味わっている労働者の割合が54.9%から71.1%へと、16.2%増えた。 調査対象のうち憂鬱症状が見られず、正常と判定された割合は7%に過ぎなかっ た。一般人の憂鬱症有病率が10〜15%(軽症含む)であるのと比較すると双竜自動 車ストライキ参加者の憂鬱症有病率は非常に深刻であることが明らかになった。
外傷後ストレス障害は、戦争、災害、事故などを経験した後にも継続的な再経 験で恐怖と苦痛を感じ、そこから抜け出すためにエネルギーを消費する疾患だ。 患者は恐慌発作や幻聴などを経験し、関連症状として攻撃的指向、衝動調節障 害、薬品乱用などが現れる。 「根本治療は社会的回復で可能」 調査対象の88.8%が債務状態に置かれており、その規模は5千27万ウォン程度だっ た。ストライキ期間中、81.9%が債務が増えたと答え、平均1400万ウォン程度増 えた。労働環境研究所は債務が多いほど、ストライキ中の債務の増加が多いほ ど、精神健康が悪化したと明らかにした。この他にも、会社の懐柔と脅迫など もストレス障害と憂鬱症に影響を与えたと分析した。 労働環境健康研究所、金属労組、双竜車支部は9月14日、ソウル市永登浦の民主 労総大会議室で記者会見をして双竜車ストライキ参加者の社会的治癒を要求した。 彼らは「双竜車解雇労働者の外傷後ストレス障害と高度憂鬱症は、自然災害で はなく公権力による社会的疾病だ。警察の懐柔と脅迫、高圧的な捜査を中断し 会社は労使合意を履行して損賠仮差押さえなどの野蛮な行為は中断しなければ ならない」と明らかにした。 労働健康連帯、金属労組などは双竜車ストライキ参加者と家族の支援プログラ ムを用意して、9月5日から心理治療を行っている。クォン・ヨンシク労働健康 連帯専門委員は、「精神健康回復のためのプログラムと相談と診療を支援して いるが、根本的な処方は解雇者を社会に復帰させることだ。彼らを壊した政府 と会社は何の対策も用意しておらず残念だ」と話した。 翻訳/文責:安田(ゆ)
Created byStaff. Created on 2009-10-03 12:30:10 / Last modified on 2009-10-03 12:30:14 Copyright: Default 世界のニュース | 韓国のニュース | 上の階層へ |