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江南聖母病院の解雇労働者、またロビーから追い出される

三回目のロビー座り込み、一日もたたずに引きずり出される

イ・コンマム記者 iliberty@jinbo.net / 2008年12月03日13時59分

派遣法で解雇された江南聖母病院派遣職労働者の戦いが80日近く続いている。 解雇労働者たちの戦いが続けば、クリスマスの日に闘争百日を迎える。

昨日(12月2日)、また解雇労働者たちが江南聖母病院ロビーに座込み場を設置し たが、今日(12月3日)朝、また使用者側に追い出された。すでに三回目だ。この 過程で解雇労働者1人が倒れ、ほとんど失神状態まで行く事態が発生した。解雇 労働者たちは「もう退く所がない」と闘争の覚悟をまた固めている。

▲昨日(12月2日)、また解雇労働者たちが江南聖母病院ロビーに座込み場を設置したが、今日(12月3日)朝、また使用者側に追い出された[出処:江南聖母病院非正規職支援対策委]

解雇労働者たちによれば、最近江南聖母病院は新しい労務士を雇った。この労 務士は金属労組、保健医療労組などとの産別交渉で使用者側全体の交渉権を委 任され、活動してきたという。これについて解雇労働者たちは「労組の弾圧に は卓越した能力を発揮した人」とし「労務士が変わった後、病院の態度が明確 に変わった」と指摘、「労組活動の監視、査察がはるかに強化されたばかりか、 正規職支部に『非正規職が労組事務室を使えないようにしろ』と何回も圧迫し た」と伝えた。

解雇労働者たちによれば、闘っている労働者たちがどこに行っても二人の保安 職員が付いて回り、チラシを配る姿などをカメラで撮り続け、労働者の強い 抗議を受けている。

一方、保健医療労組は12月9日と10日に江南聖母病院派遣職解雇労働者事態解決 のために集中闘争を行う予定だ。そのため江南聖母病院側ではもし保健医療労 組が集中闘争をすれば、カトリック医療院傘下の5つの病院の団体協約を直すと いう立場を明らかにしたという。

これに対して江南聖母病院派遣職解雇労働者たちは、「非正規職闘争を口実に 正規職支部の団体協約さえ改悪すると他の病院支部まで脅迫している」とし、 「病院は産別交渉まで妨害する強硬姿勢を取っている」と指摘し、「これは現 在の非正規職闘争が単に派遣労働者だけの問題ではなく、病院事業場全体の構 造調整計画、労組無力化と非正規職拡大計画に対応していることを自ら表わし たも同然だ」と声を高めた。

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンスバージョン2:営利利用不可仮訳)に従います。


Created byStaff. Created on 2008-12-14 15:51:43 / Last modified on 2008-12-14 15:51:43 Copyright: Default

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