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鉄道ストライキ前夜、全国あちこち前夜祭開始

鉄道労使本交渉再開、夜11時30分まで集中交渉方針

チェ・イニ記者 flyhigh@jinbo.net / 2008年11月19日21時33分

▲ソウル駅中に鉄道公社が貼り出した案内文/イ・ジョンウォン記者

ストライキを一日前にして鉄道労使の終盤の交渉が行なわれている11月19日、 運輸労組鉄道本部の各地区別ストライキ前夜祭が全国20数か所で1万4千人の組 合員の参加で午後9時から始まった。

今日午後4時からソウル市龍山区東子洞のソウル高速機関車乗務事業所で7次本 交渉を行った鉄道労使は、実務交渉に続いて午後8時からは8次本交渉に入った。 この席で、鉄道労使は妥協案にかなり意見を接近させたが、解雇者復職問題な どで意見の差が大きく、40分ほどでまた会議中断を宣言した。鉄道本部は午後 9時10分から行なわれている鉄道公社側の対策会議が終わり次第、本交渉を再開 して、夜11時30分まで集中的に交渉を始める計画だ。

▲リュックサックを持った組合員がストライキ前夜祭場所に向かう。/イ・ジョンウォン記者

▲水色車両基地で開かれたソウル地区ストライキ前夜祭/イ・ジョンウォン記者

▲「全面ストライキ勝利」のプラカードを持つ鉄道労働者/イ・ジョンウォン記者

鉄道本部は、水色車両基地、九老車両基地などソウル5か所をはじめ、大田、釜 山、栄州、順天などでストライキ前夜祭を開催した。時ならぬ酷寒に冬のジャ ンパーと寝袋で武装した組合員たちは、各地でストライキ決意を新たにしてい る。特に、最も組合員が多く集まった水色車両基地には「愛国キャンドル全国 連合」などのネチズンも旗を掲げて参加、鉄道労働者を支持している。

水色車両基地で開かれたストライキ前夜祭で演説をしたソウル地方本部のイム・ トチャン争議対策委員長は「われわれは構造調整と団体協約改悪案を受け入れ ない」と断言した。イム・トチャン本部長は「鉄道庁の時もや鉄道公社の時も、 彼らはいつも『自分たちの権限の外』と言ってまず脅迫する」と李明博大統領 と政府関係機関がストライキを『不法』と罵倒していることを批判した。イム・ トチャン本部長は「民営化を阻止して構造調整を防ぎ、臨時団体協議に勝利し て解雇者などを復職させる私たちの願いが現実になるのは今夜にかかっている」 と組合員のストライキ宣言を促した。

民主労総のチン・ヨンオク首席副委員長、公共運輸連盟のイム・ソンギュ委員 長、民主労働党のホン・ヒドク議員なども水色車両基地で開かれたストライキ 前夜祭に参加して、ストライキを前にした鉄道労働者たちを励ました。

▲イム・トチャン ソウル地方本部争議対策委員長/イ・ジョンウォン記者

▲ストライキ前夜祭が開かれている水色車両基地/イ・ジョンウォン記者

▲イ・ジョンウォン記者

▲イ・ジョンウォン記者

一方、鉄道本部は政府と鉄道公社が不法ストライキと言っていることについて 不満を示した。鉄道本部は李明博大統領と検察、警察が続けて「不法ストライ キを厳格な法で治める」という立場を示し、鉄道公社も記者会見と新聞広告で 「鉄道労組が勤労条件とは無関係な要求を繰り返している」と主張したことに ついて、二件の声明書を発表して自制を要求した。

また「鉄道労働者は平和な労使紛争の解決に最後まで最善を尽くして交渉に臨 むが、鉄道公社が今のように歪曲宣伝扇動を続ければ最善を尽くして闘争する」 と宣言した。

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンスバージョン2:営利利用不可仮訳)に従います。


Created byStaff. Created on 2008-12-14 15:15:42 / Last modified on 2008-12-14 15:15:43 Copyright: Default

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