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ハイテックRCDコリア支会、本社の中にテント

「絶対に自分の足では出て行かない」

メディア忠清 www.cmedia.or.kr / 2008年08月27日19時21分

「いやになるが、ここで止められないでしょう」

オチャンにあるハイテックRCDコリア本社前では、『ハイテックRCDコリア闘争 勝利のための共対委』が組合員との決意大会準備に忙しく動いていた。

「きましたか?」塀の向こう側からなつかしい声が聞こえた。チョン・ウンジュ 副支会長だった。「私は出て行けないでしょう」と金網の間から手を差し出し て握手を求めた。前より顔が焼けていた。「若い人にあれこれ非難されて足で 踏まれる。もうやってられない、もういやだという気もしまた。でも自分たち が踏まれればどうですか、私たちがここで止められないでしょう。」

チョン副支会長は「使用者側が100万ウォンかけて広げた」という金網の中で、 侵奪の過程について話を始めた。

▲チョン・ウンジュ副支会長が金網を捕み使用者側の侵奪について話している。

[出処:ハイテックRCDコリア闘争勝利のための共対委]

2度の暴力、服が裂け踏みにじられて

チョン副支会長によれば、8月25日8時30分頃、「ハイテク組合員たちはハイテ ク工場に自由に出入できる」という法院の判決により、ソウルからきた組合員 はオチャンのハイテックRCDコリア本社に出勤した。しかし使用者側は「法院の 判決は守らなくてもそれだけだ」とし、三十数人の救社隊を動員して鉄の門で 阻止した。また、組合員五人が守っていた支会のテント事務室を無慈悲に壊し 始めた。これは、22日に続く使用者側の二回目の暴力だった。

この過程について組合員たちは、「支会長は私たちの目の前で救社隊に踏みに じられ、副支会長は自転車の鎖で首をしばられた」と怒った。続いて「写真を 撮っていた組合員に数人が駆け寄って倒し、からだの中に隠していたカメラを 奪うために服を破った」とし「恥かしかった」と伝えた。ある組合員は救社隊 によりコンクリートの上であちこちを踏みにじられ、今はオチャンに近い病院 で入院治療中だ。

▲救社隊は組合員のカメラを奪い取るため服を破った。[出処:ハイテックRCDコリア闘争勝利のための共対委]

▲秋の野原にたてたハイテク闘争勝利のためのカカシ

26日にも組合員たちは苦労してオチャン本社に入らなければならなかったとい う。本社の中の労組テントを守った4人の組合員たちと、鉄門の外で出勤を要求 する二人の組合員たちは、焼き付ける陽射の下で午後2時を越えても本社に入る と要求したが、救社隊は鉄門を防ぎ拒否した。

一食も食事ができず座っていた彼女たちを怒らせたのは、食堂で働く女性を外 に送りだすためにシン・パンホ代表理事と十数人の救社隊が鉄門にきたという ことだ。これに対して組合員たちは「ハイテク支会組合員は、ハイテク工場に 自由に出入する権利がある。法院も認めたこの最低の権利をハイテク資本はな ぜ踏みにじり、不法を行うのか」と叫んだ後、外で座っていた組合員が開いた 鉄の扉のすきまに足を入れた。すると救社隊は鉄の扉を閉じようと全力をふり しぼった。鉄の扉に足を挟まれた組合員たちは悲鳴もあげられずに苦しんだが、 救社隊は「知らなかった」と言う。結局シン代表理事が「組合員を押し込め」 と言い、門を開けたという。

チョン・ウンジュ副支会長は「法院、労働部をも無視する会社だが、われわれ は本社にテントを張ったではないですか。絶対私たちの足では出て行きません」 と金網をしっかり握った。(チョン・ユンミ記者)

▲閉じられた鉄門を間に置いて集会をしているハイテク組合員たちと連帯隊伍

▲「オチャンにはハイテク組合員だけでなく私たちもいる」叫ぶ金属労組大田忠北支部組合員たち

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンスバージョン2:営利利用不可仮訳)に従います。


Created byStaff. Created on 2008-08-29 16:18:27 / Last modified on 2008-08-29 16:18:28 Copyright: Default

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