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キリュン座込み場で3回衝突、緊張高揚

「米遠征闘争に合わせて準備したようだ」

チョン・ムンギョ記者 moon1917@jinbo.net / 2008年10月15日13時16分

キリュン電子の最大の納品先であるシリウス社の本社がある米国に遠征闘争に 発った10月15日、キリュン電子の職員と用役警備により金属労組キリュン電子 分会の座込み場は修羅場にされた。

10月13日に交渉が決裂した後、キリュン電子は10月25日までに九老の本社を移 転する予定で、キリュン分会との摩擦が予想されていた。九老本社の生産設備 と備品を運びだそうとするキリュン電子と生産設備の搬出を防ごうとするキリュ ン分会の立場が衝突したためだ。14日にもコンテナ車両が九老本社から出よう として、一度衝突があった。

本格的な衝突は15日の未明に始まった。目撃者によれば、午前3時から用役警備 がばらばらに九老本社に入るのが確認され、午前3時30分頃、3台のコンテナ車 が九老本社から出たという。これを阻止しようとしたキリュン分会組合員と市 民はキリュン電子の職員と用役警備に引きずり出されたという。

この日の朝7時、本格的にキリュン職員と用役警備が座込み場の撤去を始めたと いう。当時、10人ほどの組合員と連帯の市民がいたが、座込み場撤去人員は 100人ほどだった。コンテナ座込み場はリフトで持ち出され、これを阻止しよう とした組合員と市民はキリュン職員と用役警備に引きずられて行ったという。

この過程でキリュン電子のキム・ソヨン分会長は失神し、病院に運ばれて入院 した。キリュン分会のユン・ジョンヒ組合員は「112に通報し、警官がきたが、 すぐそばでキム・ソヨン分会長が用役に腕を折られているのに、刑事は組合員 に『暴力を使えば連行する』と話した」とし「おそらく遠征闘争に合わせて準 備していたようだ」と話した。

この日の午前11時にまたキリュン電子職員と用役警備が押しかけ、組合員が整 理した座り込み物品を撤去した。

13時現在、座込み場撤去のニュースに接した労働者と市民がキリュン電子正門 前に集まっており、警察バス一台がキリュン電子の中で待機するなど、キリュン 分会座込み場周辺は緊張がみなぎっている。

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンスバージョン2:営利利用不可仮訳)に従います。


Created byStaff. Created on 2008-10-21 04:40:51 / Last modified on 2008-10-21 04:40:52 Copyright: Default

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