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「江南聖母病院はイエスの教えに従うのか」

市民社会団体、江南聖母病院派遣職解雇撤回要求

チョン・ムンギョ記者 moon1917@jinbo.net / 2008年09月19日16時46分

9月30日の解雇を前にした江南聖母病院派遣職労働者の闘争に市民社会団体が 力を集め始めている。

ソウル市江南区瑞草の市民社会団体は、9月19日、江南聖母病院正門で記者会見 を行い、江南聖母病院の派遣職労働者の解約撤回および正規職化を要求した。 また、17日のテント座込み場撤去過程での用役職員による暴力に対する糾弾も 続いた。この日の記者会見には、地域市民団体の会員だけでなく、民主労働党 のホン・ヒドク国会議員、民主労総のチュ・ボンヒ副委員長などが参加して、 江南聖母病院の派遣職労働者問題への関心を見せてくれた。

民主労働党のホン・ヒドク国会議員は、「一時、宗教が労働者の避難所になっ ていた。もう世の中は変わったというが、労働者は変わっていないことを900万 に迫る非正規職が示す」とし「もしイエスと聖母マリアが今いらっしゃれば、 弱者である非正規職の横にいるはずだが、彼らを弾圧する江南聖母病院財団は イエス様にどう言うのだろうか」と江南聖母病院を糾弾した。

民主労総のチュ・ボンヒ副委員長は、「派遣法の最初の趣旨は、一時的、間け つ的に必要となる人材に対する法律で、非正規職の拡散を防ぐためだった。だ が、労働者を気軽に使い捨てる法になってしまった」とし「派遣から2年後には 直接雇用しなければならないが、2年たてば2、3日前に解雇するのが現実だ」と し江南聖母病院派遣職労働者解雇の根本的な原因が非正規職法にあると指摘した。

記者会見の参席者は、「江南聖母病院が派遣職労働者の解雇だけでなく、保健 医療労組が病院と共に患者に米国産牛肉を提供しないという協約を結ぶ過程か ら唯一抜けた総合病院」とし「非正規職の生命である雇用と、患者の健康権を 考えないのは、果たして生命を尊重する病院なのか」と糾弾した。

記者会見が終わった後、参席者は江南聖母病院派遣職労働者の座込み場を訪ね、 二日間路上で野宿座り込みをしている江南聖母病院派遣職労働者を励ました。 その後、彼らは座込み場にテントを張って継続的な連帯を約束した。

一方、江南聖母病院派遣職の労働者によると、テント座込み場撤去があった 17日に続いて18日の夜にも用役職員が座込み場に押しかけ、横断幕とピケなどの 宣伝物を持ち去ったという。

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンスバージョン2:営利利用不可仮訳)に従います。


Created byStaff. Created on 2008-09-19 21:46:11 / Last modified on 2008-09-19 21:46:13 Copyright: Default

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