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KTX乗務員、子会社間接雇用拒否

ソウル駅鉄塔-鎖座り込み解除、交渉決裂宣言

チェ・イニ記者 flyhigh@jinbo.net / 2008年09月16日13時08分

鉄道公社の直接雇用を要求して、去る8月27日からソウル駅反対側の照明鉄塔の 上で高空籠城をしていたKTX-セマウル号乗務員が座り込み18日目の9月13日午後 6時頃、座り込みを解除した。鎖を巻いて9月11日からソウル駅待合室で座り込み を始めたKTX乗務員約20人も翌日午後4時に座り込みを中断した。

▲チャムセサン資料写真

彼らが座り込みを中断したのは、鉄塔高空籠城以後、鉄道公社と鉄道労組が行っ た数回の交渉で、鉄道公社が「KTX乗務員は絶対に直接雇用できない」という立 場を固守したことによる。鉄道公社は解雇されたKTX乗務員に鉄道公社子会社へ の就職斡旋を提示していた。鉄塔高空籠城が長期化し、座り込み者の健康と疲 労が心配される水準に達したことも背景になった。

KTX-セマウル号乗務員はこれまで主張してきたように高空籠城に突入しても 「鉄道公社に直接雇用されるまで闘争する」と明らかにしていた。「子会社へ の就職を斡旋する」という鉄道公社の立場にも、長時間の討論を行ったが、討 論の末に闘争を選んだ理由である「直接雇用」を放棄できないと結論が出た。

鉄道公社と乗務員の立場の違いが狭まらず、鉄道労組も9月13日午前9時付けで 乗務員の座り込みに関する交渉を終了し、KTX乗務員は鉄塔座り込みと鎖座り込 みが無意味だと判断するに至った。

KTX列車乗務支部のキム・ヨンソン状況室長は「鉄道公社が交渉案として出して きたのは、セマウル号乗務員は直接雇用してKTX乗務員は間接雇用するというこ とで、闘争を分裂させる意図としか思えなかった」と話した。KTX乗務員として は、闘争の理由である「鉄道公社直接雇用」どころか、座り込み者への告訴告 発と警察の投入を検討する鉄道公社に「交渉決裂」を宣言せざるを得なかった。

KTX乗務員ストライキ支援対策委のヤン・ハヌン執行委員長も「直接雇用を要求 して困難な状況でも鉄塔座り込みを選択し、座り込みを解除したのも組合員自 らが主体的な討論で決めたこと」とし「鉄道公社の間接雇用を堂々と拒否した ということに意味があると思う」と付け加えた。

KTX乗務員は数日間休息を取った後、新しい闘争を模索する予定だ。

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンスバージョン2:営利利用不可仮訳)に従います。


Created byStaff. Created on 2008-09-19 00:48:46 / Last modified on 2008-09-19 00:48:48 Copyright: Default

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