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金属労組全面スト賛否投票、71%の賛成で可決

18日から部分スト、23日から全面スト

チェ・イニ記者 flyhigh@jinbo.net / 2007年07月12日16時24分

6月27日から、2007年臨時団体協議に関する争議行為賛否投票を行ってきた全 国金属労働組合は、11日に開票結果争議行為が可決されたと発表した。今回の 争議行為賛否投票には17の支部、185の支会の7万7370人(88.96%)が参加し、 このうち5万5025人(71.12%)の組合員が賛成した。

金属労組は5月22日から金属産業使用者協議会と産別中央交渉を行ってきたが、 完成車4社などの大工場使用者側が参加しないことで交渉に進展が見られない。 6月12日の4次交渉で暫定中断を宣言した金属労組は、7月5日に中央労働委員会 に争議調整を申請して争議行為賛否投票を行うことになった。

金属労組の産別交渉の主な要求は、△金属労組認定と基本協約整備、△非正規職 を含む総雇用の保障、△元下請不公正取り引き改善、△産別最低賃金93万6320 ウォンで、金属労組は「金属産業の均衡のとれた発展のための最小限の要求で、 使用者が誠意をもって交渉に出さえすれば、合意に大きな困難はない内容」と 主張している。

7月末の交渉妥結を目標とする金属労組は、7月11日、一か月ぶりに再開した 5次交渉で労組要求案に対する内容を進めようとしたが、完成車4社の事業場 からはやはり参加がなく、使用者側の実務交渉の主張で特別な進展がなかっ た。今日開かれる6次交渉では、使用者側が実質的な案を提出して議論でき ることを期待している。

金属労組は、争議行為賛否投票が可決されたため、中央争議対策委員会の闘争 指針のとおりに7月18日から3日間、2時間の部分ストを行う。中央交渉に参加 しない事業場と、指導部を告訴告発した事業場は、2時間を加えて4時間の部分 ストを行う。続いて23日からは全面ストライキに突入する方針だ。

一方、今回、争議行為の賛否投票をしなかった現代自動車支部は、支部の臨時 団体協議によって適切な時期に中央交渉要求を含む争議行為賛否投票を行う予 定だ。支部交渉で現代車使用者側の中央交渉参加を圧迫する一方、金属労組の 地域集会等で闘争に参加する計画だ。

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンス:営利利用不可・改変許容仮訳)に従います。


Created byStaff. Created on 2007-07-15 00:28:17 / Last modified on 2007-07-15 00:28:20 Copyright: Default

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