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ホームエバー蔚山分会、地域集会の後で店舗を占拠

店舗の内外を封鎖、座り込み後にソウルのサンアム店に上京闘争

蔚山労働ニュース www.nodongnews.or.kr / 2007年07月09日10時59分

7月8日、全面ストに入ったイーランド一般労組ホームエバー蔚山分会は、民主 労総蔚山地域本部とともにこの日の午後2時、ホームエバー蔚山店前で集会を 開き、売り場を占拠した。

▲ホームエバー蔚山店前蔚山地域連帯集会

午後2時。ホームエバー蔚山店は営業を中断して売り場にいた顧客を外に送り だし始めた。蔚山店の向かい側の道路には機動隊車両が列を作って待機してい た。ホームエバー会社側はこの日、警察に施設保護要請をしたという。

集会が始まった。民主労総蔚山本部のイ・ヨンド首席副本部長は「組合員を全 く違う地域に転勤させるのは、常識にも外れる人事権の乱用」とし「イーラン ドがカルフを買収して雇用保障を約束したが、守っていない」と話した。続い て「民主労総が非正規職法改悪を防げなかった」とし「その責任を全うするた めに、ホームエバー闘争に連帯する」と明らかにした。

ホームエバー蔚山分会のキム・ハックン分会長は「7月1日、非正規職法施行令 が発効される前にイーランドは不当解雇を乱発し、正規職社員への転勤発令を 出したので闘争に立ち上がった」とし「雇用安定を争奪し、非正規職を撤廃さ せるまで、最後まで闘争する」と話した。

ウ・チャンス労働歌手とともに歌を歌う時間を持った後、連帯発言をしたサー ビス連盟現代ホテル労組のイ・チュンウ蔚山支部長は、「パク・ソンス会長も キリスト教で、私もキリスト教」とし「朴会長が十一租の寄付で160億ウォン を出し、すべてを覆って正当化しようとしているが、私たちの労働力を搾り取っ て払ったその金が、真の献金だろうか?」と声を高めた。また「現代ホテルにも 27人の非正規職労働者がいる」とし「サービス労働者が先鋒になってこの 闘争に必ず勝利しよう」と話した。

蔚山労働者ダンスチームの公演に続いて民主労働党蔚山市党キム・グァンシク 委員長は「法案一つが誤れば、労働者民衆の人生は奈落に落ちるしかない」と し、「ここで躊躇した瞬間、さらに重労働で苦しめられる」と話し「この闘争 に全力を集中しよう」と強調した。

集会を終えた後、すぐに労働者たちはシュプレヒコールをあげながら、ホーム エバー店舗内に進入した。ホームエバーの職員たちが店の入口を守っていたが、 特別な衝突はなかった。売り場の中に入った労働者たちは、1階と2階の出入口と レジを封鎖して連座座り込みに入った。

午後3時30分、ホームエバー蔚山分会の組合員たちは売り場で占拠座り込みを 続け、連帯にきた民主労総蔚山本部の組合員と蔚山地域社会団体の会員が売り 場の外に出てきて連座し、座り込みを続けた。

午後5時30分、労働者たちは座り込みを解き、ホームエバー蔚山店前で整理 集会を開いた。集会を終えたホームエバー蔚山分会組合員は、午後6時に ソウルのサンアム店へと上京闘争に立った。

(文イ・ジョンホ記者、写真チョン・ムンギョ記者)

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンス:営利利用不可・改変許容仮訳)に従います。


Created byStaff. Created on 2007-07-11 15:12:20 / Last modified on 2007-07-11 15:12:21 Copyright: Default

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