本文の先頭へ
LNJ Logo 韓国:全国教師大会
Home 検索
 




User Guest
ログイン
情報提供
News Item 1152462198559St...
Status: published
View


「正しい教育に対する情熱と希望で」

8日全教組、 5大懸案争奪のための全国教師大会開いて

イコンマム記者/ 2006年07月08日20時30分

教育部前を埋めた正しい教育の叫び

5大教育懸案争奪をかけて30日以上教育部前で野宿闘争をしている全国教職員 労働組合(全教組)が8日、教育部前で「5大懸案争奪のための全国教師決意大会」 を開いた。

この日の集会には3000人の全教組組合員が集まり、教育を市場に、教師を競争 へと追いやっている教育部を糾弾する声を集めた。教育部前の2車線を埋め尽 くした組合員は、△差別成果給廃止、△標準授業時数法制化、△私学法再改正 阻止、△放課後学校中断、△校長選出補職制度争奪、学校自治実現、△教育部 の本交渉即刻開始を要求した。

事前大会では、国旗への敬礼と、軍隊に対し所信のとおり教育したという理由 で教育庁懲戒委員会に上がっている京畿富川三冬高等学校分会のイヨンソク組 合員の闘争発言があった。イヨンソク組合員の問題は、保守言論に報道されて 論議が増幅されている状況だ。イヨンソク組合員は「今、私の状況はまだ実施 されていない教員評価の実際の姿を見せる」とし「所信により子供たちを教え られるように最後まで闘争する」と明らかにした。

チャンヘオク委員長、「教育の権利を奪う政府に対する全面闘争を」

全教組のチャンヘオク委員長は、本大会発言を通して「私たちの切なる叫びに も教育部は沈黙と独善を続け、教師と学生、父兄を分裂させる政策を吐き出し ている」とし「教育を市場、投機の場にする市場化教育政策、すべての国民が 享受すべき教育の権利を政府が先頭に立って奪う二極化教育政策を全面的に修 正するように、私たちが立ち上がり、闘争しなければならない」と大声を上げた。

現在、教育部は7月までに差別成果給を全面化することを計画している。これ は最大50%以上の教師間の賃金格差をもたらすと見られる。全教組は現在差別 成果給支給時、返却闘争をするという署名を10万人から集めている状況だ。こ れに対して蔚山支部のチョヨンシク政策室長は「今、教育部は成果給を差別支 給するために評価しようとして教師たちの生存を難しくしている」とし「成果 給返却闘争で教育らしい教育を作っていこう」と明らかにした。

また全教組では、数年の研究により標準授業時数を作り、これを法制化するよ う教育部に要求している。これに対してソウル初等東部支会ミョンモク初等分 会のパクヨンジョン組合員は「教師はおもしろくて正しく授業することが願い だ」とし、多くの授業時数と行政業務により教育環境がいかに荒廃しているか を伝え、「正しく授業できるようにしてくれと要求すると、教育部は成果給で、 教員評価で、教師たちを構造調整すると言い出した」とし「全教組の想像力で、 その初心で、必ず闘争に勝利しよう」と話した。

集会参加者は決議文で「私たちの闘争は、教員の生存権と教育公共性を守る闘 争であり、韓国の公共労働者とともにする社会公共性強化、韓米FTA中断、公 共部門労働三権保障争奪のための連帯闘争でもある」と明らかにし、「正しい 教育への情熱と未来に対する希望で勝利する時がさらに力強く闘争する」と宣 言した。

集会を終えた参加者は、公共連帯集会に参加するために光化門にデモ行進をした。

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンス:営利利用不可・改変許容仮訳)に従います。


Created byStaff. Created on 2006-07-10 01:23:18 / Last modified on 2006-07-10 01:23:18 Copyright: Default

関連記事キーワード



世界のニュース | 韓国のニュース | 上の階層へ
このページの先頭に戻る

レイバーネット日本 / このサイトに関する連絡は <staff@labornetjp.org> 宛にお願いします。 サイトの記事利用について