韓国農民・イギョンへ氏抗議自殺に関するオーマイニュースの報道 | |||||||
Menu
おしらせ
・レイバーフェスタ2024(12/25) ・レイバーネットTV(11/13) ・あるくラジオ(10/10) ・川柳班(11/22) ・ブッククラブ(10/12) ・シネクラブ(9/1) ・ねりまの会(10/12) ・フィールドワーク(足尾報告) ・三多摩レイバー映画祭 ・夏期合宿(8/24) ・レイバーネット動画 ●「太田昌国のコラム」第96回(2024/11/15) ●〔週刊 本の発見〕第368回(2024/11/21) ●「根津公子の都教委傍聴記」(2024/11/14) ●川柳「笑い茸」NO.157(2024/9/26) ●フランス発・グローバルニュース第14回(2024/10/20) ●「飛幡祐規 パリの窓から」第95回(2024/9/10) ●「美術館めぐり」第4回(2024/10/28) ★カンパのお願い ■メディア系サイト 原子力資料情報室・たんぽぽ舎・岩上チャンネル(IWJ)・福島事故緊急会議・OurPlanet-TV・経産省前テントひろば・フクロウFoEチャンネル・田中龍作ジャーナル・UPLAN動画・NO HATE TV・なにぬねノンちゃんねる・市民メディア放送局・ニュース打破配信プロジェクト・デモクラシータイムス・The Interschool Journal・湯本雅典HP・アリの一言・デモリサTV・ボトムアップCH・共同テーブル・反貧困ネットワーク・JAL青空チャンネル・川島進ch・独立言論フォーラム・ポリタスTV・choose life project・一月万冊・ArcTimes・ちきゅう座・総がかり行動・市民連合・NPA-TV・こばと通信
|
「父がリュックサックを用意するといつも不安─招待状も刷って格別心配していなかったが..」衝撃に包まれた李氏の家族... 二女、今月28日に結婚前後 パクヒョンスク/連合ニュース記者 [取材チーム]・取材/総合:チョホジンパクヒョンスク記者 ・最終/編集:チョンウニョン記者 〈第4信:11日昼4時〉-カンクン現地の状況 外交部、メキシコ政府と葬儀手続きなどを議論 [4].jpg"> *▲ソウル松坡区可楽洞韓農連事務室に作られた故イギョンヘ前会長の殯所。(C)韓農連* カンクン会議抗議デモ中に割腹自殺したイギョンヘ前韓農連会長の葬儀問題を 議論するためにメキシコ駐在韓国大使館側がメキシコ政府当局と協力を行なっていると 中央日報インターネット版がカンクン現地発で報道した。 中央日報インターネット版はまた、外交通商部もこの日カンクンにきている WTO交渉代表団から李氏の死亡を伝え聞いた後、チリに居住する兄弟と ソウルにいる2人の娘に李氏の死亡消息を伝えて葬儀手続きを議論していると伝えた。 「韓国政府と遺家族に弔意」デルベス・メキシコ外交長官が声明 報道によれば、メキシコ大使館関係者は「遺族の希望を最大限尊重する方針」と話し、 メキシコ外務次官も「弔意を表して葬儀手続きに最大限協力する」と明らかにした。 一方、李氏の死亡消息を伝え聞いたホサンマン農林長官とファンドゥヨン通商交渉本部長は 李氏の死体が安置されているカンクン総合病院から死亡の経緯を聞いた後、 病院側と葬儀手続きなどを議論した。 病院側は▲死亡原因が不明確で解剖検査が必須で ▲解剖検査はメキシコ州検察庁が指定する検屍所で実施して ▲遺族やメキシコ大使館で死体を引き渡すことができて ▲解剖検査した死体は遺族が引き取るまで検屍所に安置する という内容を韓国代表団側に通報したと伝えた。 韓国農民イギョンヘ氏自殺で農業部門交渉「鎮痛」を予想 〈第3新:11日昼3時10分〉-家族の表情/二女インタビュー 結婚式を前にして二女「招待状を印刷して、格別心配しなかったのに..."」 ─衝撃に包まれた家族...12日夕方カンクンに出国 メキシコのカンクンで開かれている世界貿易機構(WTO)第5次閣僚会議交渉に抗議して、 現地でデモの途中に割腹自殺したイギョンヘ(55・全羅北道長寿)氏の遺族は、 今日の午後2時頃、ソウルに住む長女ポラム(28)氏宅に集まって 突然の李氏の死亡消息に接し、衝撃から抜け出せずにいる。 特に今月28日に結婚式を控えている二女のコウン(27)氏は11日の午後3時頃、 オーマイニュースとの電話通話で「今朝ニュースで父の死を知った」とし、 「父がリュックサックを荷造りするときはいつも不安だったが、 今回は招待状まで印刷済みで、20日までには必らず帰ってくるようにお願いしていたので、 大きな心配はしていなかった」と話した。 続いてコウン氏は「心臓病を病んでいらっしゃるおばあさんには、 父の死亡消息を知らせることができずにいる」とし、記者に電話の自制を要請した。 また、父の意向を継ぐために農村振興庁が運営する韓国農業専門学校に進学し、 今年卒業を控えている三女ジヒェ(23)氏は、 父の遺骸が安置されたメキシコカンクンに出国する予定だ。 ジヒェ氏は娘婿、そして妹のチャンジュン氏(42)、 韓農連長水郡連合会代表と一緒に明日(12日)の夕方、飛行機で出発する。 以下は李氏の二女コウン氏との一問一答。 ・お父様の死を一番最初、どのように知ったか 「今日の明け方のニュースで知った。」 ・衝撃が大きいようだが 「信じられない。話す言葉がない。」 ・お父様が出発する時に特に残された言葉はないか? 「特別な言葉はなかった。 父がリュックサックを包むときは(割腹自殺を試みたことがあるため)常に心配だった。 だが招待状もみな刷り終えた状態なので、20日までは帰ってくださいと 要請して父はそうすると言っていた。」 ・結婚を控えているというが、予定通り執り行えるのか。 「(何秒か後)わからない。」 ・お父様は普段どんな方でいらっしゃったか。 「良い方でした。いつも言葉より行動が先に立つ方で、心配になった。」 ・おばあさんの健康がよくないそうだが 「そうなので、(父の死亡)の消息を知らせることができずにいる。 記者が電話を自制してほしい。」 ・今後の日程はどうか? 「午後に長水郡郡民会館に作られた殯所にいくことになるでしょう。 そして明日は夕方に飛行機で末の妹と兄夫、叔父と長水郡中央連合会の方達と メキシコ現地に向かう予定だ。 しかし明日は台風がくるというので(飛行機離陸が可能なのか)どうか心配だ。」 〈第2新:11日昼12時30分〉-カンクン現地殯所風景 現地殯所前でろうそくのあかり集会を 開いて追悼行事 国際農民組織所属の農民代表などが 殯所を訪ねて弔問 [1].jpg"> *▲故イギョンヘ氏死を哀悼するメキシコカンクン総合病院前追悼デモ. (C)AP連合* イギョンへ前韓農連会長の死亡のしらせに、現地の WTO反対五次閣僚会議阻止韓国民衆カンクン闘争団(チョングァンフン会長)は 李氏の遺骸が安置されているカンクン総合病院前二車線道路で ろうそくのあかり集会を開き、追悼行事を行っている。 10日午後7時現在(韓国時刻11日午前9時)韓国からきたWTO闘争代表団150人あまりと メキシコ、スイス、フランス、米国などから来た農民団体会員が集まり、 ろうそくのあかり集会を開き、李氏を追慕している。 彼らはまた、今夜と明日の夜にNGO代表が主に泊まっている近くの 体育館で追慕ろうそくのあかりデモをする予定だと語った。 ソウル韓農連事務室、長水郡庁に殯所用意 韓農連及び全国農民連帯は、カンクン現地の病院とホテル宿舎、室内体育館など 3か所に殯所を用意したが、ビア・キャンペシナ(国際農民組織)所属の農民代表 300人あまりが殯所を訪れたと伝えた。 この他にも、追慕客の足が続いている。 病院前の広場でも故イギョンヘ会長を追慕していると現地代表団が伝えられた。 室内体育館の殯所は、メキシコの手続きによって整えられ、 ビア・キャンペシナが主管している。これは、韓国代表団とメキシコ、スイス代表が 緊急葬儀委員会を構成し、世界農民葬として葬儀を行うことに決定したことによる。 また現場にはチュジヌ(ハンナラ党)議員と鄭長善(民主党)議員が到着、 農民と今後の対策を議論していると知らされた。 今回のカンクン会議は、WTOの146会員国の通商担当閣僚が参席し、 去る2001年11月から農業・非農産物・サービスなど7部門に分けて進行中の ドーハ開発アジェンダ(DDA)貿易自由化交渉を中間点検する席だ。 一方、韓農連中央連合会は即刻非常対策班を稼動させ、 カンクン現地闘争チームと緊密な連絡を取っており、 今後急変する現地及び国内状況に積極的に対応して行く方針だ。 〈第1信:11日午前10時35分〉 「農業開放」カンクン会議に抗議、韓国農民割腹自殺 韓農連創設主導イギョンヘ氏... 「世界農民葬」を行うことに [3].jpg"> *▲イギョンヘ前韓農連会長が割腹自殺する直前、集会に参加し拳をあげて「農業開放」反対デモを行っている姿. (C)AP=連合ニュース* (カンクン=連合ニュース)キムヨンソプ特派員=世界貿易機構(WTO)第5次閣僚会議が 10日、メキシコの休養地カンクンで開幕した。 現地でWTO交渉反対デモを行ったイギョンヘ(55)前韓国農業経営者中央連合会長 (以下韓農連)が凶器で胸を刺し、カンクン市内病院に後送になったが亡くなった。 李氏はこの日の昼12時50分頃(現地時間)各国から来た1万余名のWTO反対デモ隊が カンクン市内でドーハ開発アジェンダ(DDA)交渉反対を叫んで郊外の 海浜街に位置する会議場に進入を試みてデモを行う過程で、 韓国農民代表及び市民団体関係者150人あまりと共にデモをしていたが、凶器で胸を刺した。 李氏と一緒にデモに参加した韓農連全南会長のイボクム氏は 「イギョンヘ氏が突然『私は心配するな。がんばって闘争しろ』と叫んだ後、 凶器で胸を刺した」と話した。 イギョンヘ氏はまもなくカンクン市内総合病院に送られたが、 出血がひどく、この日の午後3時15分(韓国時間11日明け方5時40分)に亡くなった。 李氏を担当した医師は「凶器が左心房に4cmの深さまで入っており、 過剰出血で亡くなった」と話した。 韓農連創設主導...FAO「世界の農民賞」受賞[イギョンヘ前|全韓農連会長は誰?] 李氏は去る7日の夕方、個人の資格で入国した。 10日の明け方3時頃、宿舎に帰った後、この日の午前朝食を正常にする等、 特別な異常兆候はなかったと韓農連関係者は語った。 李氏は全羅北道長水出身で、89年に農漁民後継者に選定され、 91年には全羅北道道議員に当選して活動した。また、 さる2月25日から一か月間ジュネーブのWTO本部前でハンストをし、 90年ジュネーブUR交渉時もジュネーブで割腹自殺を企てたことがある。 韓国カンクン闘争団(団長チョングァンフン全国民衆連帯常任代表)の関係者は、 「初期応急治療の結果、李氏が心臓に傷を負い亡くなった」とし、 「李氏の外にも相当数の韓国農民が負傷した」と話した。 今回の閣僚会議は、農業市場開放のための交渉細部原則の基本枠組を用意する 重要な会議で、政府は今回の交渉で農業分野交渉原則基本枠組に関し 関税上限設定条項をなくし、低率関税義務輸入量(TRQ)の増量に反対するという 交渉目標を達成するために、協調国家グループと非公式接触を行っている。 この日、韓国農民はDDA交渉で農業市場が全面開放されると、 韓国農業の運命は終わるという意味で、喪輿を担いでデモを行い、 「WTO反対」と「DDA交渉で農業部門の完全除外」などを要求した。 韓農連関係者たちは、李氏の葬式準備委員会を構成し、 「世界農民葬」で葬儀を行うと語った。 "李前議長の死は350万農民の意志を表明した」 2003/09/11午前10:33(C)2003OhmyNews http://www.ohmynews.com/article_view.asp?menu=c10100&no=129991&rel%5Fno=1&back%5Furl=&index=1 Created byStaff. Created on 2003-09-11 22:20:43 / Last modified on 2005-09-05 08:07:18 Copyright: Default 世界のニュース | 韓国のニュース | 上の階層へ |