韓国:竜山惨事真相究明委、「金碩基は国会ではなく監獄に」 | |||||||
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竜山惨事真相究明委、「金碩基は国会ではなく監獄に」金碩基前庁長、警察人権侵害調査の結果にも責任回避
チャムセサン編集チーム 2018.09.10 14:10
最近、警察庁人権侵害事件真相調査委員会(調査委)が竜山惨事を調査した結果、 鎮圧責任者の金碩基(キム・ソッキ)元ソウル警察庁長官(現慶北慶州国会議員)が 早期の過剰鎮圧を強行して世論操作を主導したと発表された。 しかし当事者の金碩基元庁長はむしろ調査委の結論を否定して世論誘導を始めたことで、被害者たちが反論している。 調査委は9月5日、金碩基など警察の指揮部が安全を捨てて早期の過剰鎮圧を強行した点と、 彼の指示で事件直後のコメント工作などの世論操作に警察が組織的に介入したと発表した。 しかし金碩基元庁長はその後、 マスコミとのインタビューと自由韓国党院内対策会議の場で再び竜山撤去民の生存権闘争を「都心テロ」と呼び、 調査委の決定は大法院判決をひっくり返す結果だとしてこれを否定した。 これについて竜山惨事真相究明委員会は9月10日に報道資料を出して 金碩基元庁長の主張が事実を糊塗しているとし、細かく反論した。 彼らはまず金元庁長が 「現警察の人権侵害調査政策で、政治権力に振り回されて警察の地位を押し倒す行為だと罵倒」したが 「自分こそ、李明博政治権力に振り回されて警察の地位を『国民の生命を壊す』存在に押し倒したことを知るべきだ」と明らかにした。 また、金元庁長が韓国党遠大対策会議で竜山撤去民の生存権闘争を「都心テロ」と言及し、 再上映した〈言論が見せない竜山火災事故現場〉という映像について 「今回の調査委の結果、金碩基の指示で作られた世論操作用映像と類似の内容」とし、 過去の過ちを繰り返していると批判した。 竜山惨事真相究明委員会によれば、 この映像はすでに2009年当時、多く報道機関とインターネットを通して上映された。 警察は事件の直後に金碩基の指示で特定時間帯の撤去民の激しい抵抗の場面だけを強調し、 撤去民の暴力性を示す映像と写真、文章などを900人のサイバー捜査隊員を動員してオンラインで拡散し、コメント工作をした。 しかし調査委の調査結果にも書かれているように、 警察が作成したリアルタイムの情報状況報告でも、 座り込み初日(1月19日)には警察が鎮圧しようとした特定の時間を除けば ほとんど平穏な小康状態であった。 状況は特殊部隊を投入して早期の鎮圧をするような危険がなかったのに、 警察が鎮圧を強行したため、撤去民が激しく抵抗した。 竜山惨事真相究明委員会はまた 「大法院の判決で警察が正当だったという判決を受けた」という金元庁長の主張に対しても、 この判決は「撤去民だけに責任をかぶせた」もので、 「裁判取り引きと司法壟断の主犯である梁承泰(ヤン・スンテ)が出した判決だった」とし 「当時、李明博政権のアキレス腱のような竜山惨事事件の裁判が捜査記録もなく、 いかに不公正に進められてきたのかは言葉にできないほど」と説明した。 竜山惨事真相究明委員会は続いて 「当時、竜山惨事裁判はただ撤去民に対する裁判でしかなく、 六人の死のうち、警察特殊部隊員一人の死の責任だけを問い、 撤去民に有罪を宣告した」とし 「五人の撤去民の死は全く問われず、警察は起訴さえされなかった」と付け加えた。 金碩基元庁長は、 むしろ撤去民の裁判に証人として出席することを命令した裁判所の命令も拒否して欠席し、 法廷を冒涜したと批判された。 国家暴力事件に控訴時効はない特に彼らは「何よりも六人の国民が一日で死んだのに、なぜ『正当な法執行』(言論インタビューより)を言えるのか」とし 「彼が警察権力を握り続けていたら、国民の生命だけでなく、 警察官の生命までも犠牲にする決定をしたのではないか、恐ろしいばかりだ」と明らかにした。 竜山惨事真相究明委員会は結局 「調査委決定を否定する金碩基の言動は、 控訴時効と金バッジに隠れて責任逃れの弁解を吐き出すだけのずうずうしさだけ」とし 「ひざまずいて謝罪しても足りない竜山惨事遺族と生存被害者への冒涜を止めろ」と要求した。 調査委は9月5日、金碩基元庁長の過剰鎮圧が国民の生命・身体を保護する義務に違反し、 組織的な世論操作の指示は刑法の職権乱用権利妨害罪、強要罪が成立する違法行為であり、 民主憲政秩序の根幹を揺るがす行為だったと判断した。 しかし関連罪目の控訴時効がすぎているため捜査を勧告できなかったと付け加えた。 翻訳/文責:安田(ゆ)
Created byStaff. Created on 2018-10-01 01:21:25 / Last modified on 2018-10-01 01:21:27 Copyright: Default 世界のニュース | 韓国のニュース | 上の階層へ |