韓国:「竜山惨事以後7年…国家暴力、もう終わらせよう!」 | |||||||
Menu
おしらせ
・レイバーフェスタ2024(12/25) ・レイバーネットTV(11/13) ・あるくラジオ(10/10) ・川柳班(11/22) ・ブッククラブ(10/12) ・シネクラブ(9/1) ・ねりまの会(10/12) ・フィールドワーク(足尾報告) ・三多摩レイバー映画祭 ・夏期合宿(8/24) ・レイバーネット動画 ●「太田昌国のコラム」第96回(2024/11/15) ●〔週刊 本の発見〕第368回(2024/11/21) ●「根津公子の都教委傍聴記」(2024/11/14) ●川柳「笑い茸」NO.157(2024/9/26) ●フランス発・グローバルニュース第14回(2024/10/20) ●「飛幡祐規 パリの窓から」第95回(2024/9/10) ●「美術館めぐり」第4回(2024/10/28) ★カンパのお願い ■メディア系サイト 原子力資料情報室・たんぽぽ舎・岩上チャンネル(IWJ)・福島事故緊急会議・OurPlanet-TV・経産省前テントひろば・フクロウFoEチャンネル・田中龍作ジャーナル・UPLAN動画・NO HATE TV・なにぬねノンちゃんねる・市民メディア放送局・ニュース打破配信プロジェクト・デモクラシータイムス・The Interschool Journal・湯本雅典HP・アリの一言・デモリサTV・ボトムアップCH・共同テーブル・反貧困ネットワーク・JAL青空チャンネル・川島進ch・独立言論フォーラム・ポリタスTV・choose life project・一月万冊・ArcTimes・ちきゅう座・総がかり行動・市民連合・NPA-TV・こばと通信
|
「竜山惨事以後7年…国家暴力、もう終わらせよう!」密陽、江汀、セウォル号と続く国家暴力… 「真相究明と責任者処罰要求」
チェ・ハンビョル記者 2016.01.14 15:48
竜山惨事から7年経っても 相変らず続いている国家暴力を市民社会が強く糾弾した。 竜山惨事7周年追慕委員会(以下、竜山追慕委)は1月13日、 竜山惨事現場の竜山区漢江路2街旧ナミルダン・ビルの場所で開かれた記者会見で、 竜山惨事7周年追慕期間に国家暴力の根絶と責任者の処罰を要求すると明らかにした。 竜山惨事真相究明委員会のチョ・フェジュ共同代表は 「罪のない国民六人が死んだ惨事の現場には草木ばかりが生い茂り、 土地を遊ばせることを惜しんで駐車場に利用されている」とし 「急いで工事を始めるわけでもないのに、なぜ国家は、ソウル市は、 人々の話を聞きもせず無慈悲な殺人鎮圧をしなければならなかったのか?」と強く批判した。 チョ共同代表は国家暴力が竜山惨事の後にも密陽、江汀、セウォル号惨事、そして最近のペク・ナムギ農民まで続いているとし、 二度とこのようなことがおきないように連帯しようと強調した。 故イ・サンニム竜山惨事遺族のチョン・ジェスクさんは、7年という時間が経っても遺族の傷はまだいえないとし、涙を流した。 チョン氏は「20年ここで商売をしてきた人々に突然出て行けと言い、 ちゃんと話も聞かずに追い出した国家の態度のおかげで私は家族を失ってしまった」とし 「だが家族の命を奪った張本人である李明博(イ・ミョンバク)(当時ソウル市長)と金碩基(キム・ソッキ)(当時ソウル警察庁長官)は、 きちんと処罰もされず、真相究明も行われなかった」と声を高めた。 竜山追慕委の朴来根(パク・レグン)執行委員長は今回の竜山惨事7周年追慕期間には、 まだ終わっていない竜山惨事だけでなく、 さらに深刻化する国家暴力に積極的に対応する方針を明らかにした。 朴執行委員長は「7周年を控えて、殺人鎮圧の責任者、金碩基の総選挙立候補が宣言され、 竜山4区域の開発が再開されて惨事の痕跡が消されつつある。 そして朴槿恵(パク・クネ)政権の殺人的鎮圧でペク・ナムギ農民が生死の境をさまよっているのに、 謝罪も責任者の処罰が行われていない時点で竜山惨事7周年をむかえることになった」とし 「追慕委は竜山を記憶して追慕する活動を通じ、国家暴力の責任者処罰を基調として活動する予定」と伝えた。 竜山追慕委は竜山惨事の責任者処罰と真相究明を終わらせることが 韓国に蔓延する国家暴力を終わらせる一歩を踏み出すことだとして 国民の連帯を要求した。 竜山追慕委はペク・ナムギ農民に対する過度な放水銃散水が警察マニュアルに違反した無理な鎮圧だったという叱責に対し、 姜信明(カン・シンミョン)警察庁長官が「(マニュアルを守らない)竜山惨事の鎮圧も違法ではないと判決された」と発言した部分も指摘した。 竜山惨事で一日で六人の国民が殺されたが、その責任をきちんと問えなかったことが今も国家と警察に「殺人免許」として利用されているということだ。 これに伴い、竜山追慕委は竜山惨事の真相究明、責任者処罰および金碩基セヌリ党総選挙予備候補の辞任を要求して、 国家暴力を終わらせるためのスケジュールを23日まで進める予定だ。 彼らは1月14日から23日までセヌリ党舎前で金碩基当時ソウル警察庁長官の総選挙を糾弾する1人デモを行い、 17日から18日はキム氏への法的処罰を要求する2日間の闘争を慶州で進める。 また20日から22日まで毎日午後7時30分にはインディスペースで「国家暴力連作」という主題で〈二つの扉〉、〈悪い国〉、〈密陽アリラン〉が上映される。 1月23日午後2時に竜山惨事が起きた竜山ナミルダンの場所で予定されている7周年追慕大会は、その他の後続集会のスケジュールにより午後1時に前倒しになった。 これに続いて参加者は光化門セウォル号座込場まで、真相究明と責任者処罰を要求するデモ行進を行う予定だ。 付記
チェ・ハンビョル記者はビーマイナー記者です。この記事はビーマイナーにも掲載されます。チャムセサンは筆者が直接書いた文に限り同時掲載を許容します。 翻訳/文責:安田(ゆ)
Created byStaff. Created on 2016-01-15 18:28:57 / Last modified on 2016-01-15 18:28:58 Copyright: Default 世界のニュース | 韓国のニュース | 上の階層へ |