韓国:三坪里住民4人が負傷、救急車進入できず危険な状況に | |||||||
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三坪里住民4人が負傷、救急車進入できず危険な状況に清道送電塔、三坪里4日から工事再開
チョン・ヨンギル記者 2014.08.05 16:51
清道郡三坪里の送電塔工事強行から16日目。 韓国電力が工事資材搬入の中断を要求する住民を強制的に引き出し、負傷者が続出した。 また、工事車両が道路をふさいだために20分間救急車が進入できず、失神した住民搬送が遅れる危険な状況も発生した。 [出処:清道345kv送電塔反対対策委] 台風の影響でヘリコプターを利用した工事進行が止まった三坪里は、 8月4日午前から工事が再開された。 5日午前9時頃、韓電はトラックを利用して工事現場の正門から資材搬入を試み、 三坪里住民と連帯団体はこれを阻止しようとすると韓電の職員らは70を越える住民を強制的に引き出した。 韓電職員らは椅子に座っていた住民をそのまま引き出し、この過程でイ・チャヨン(75)氏とキム・ソンジャ(75)氏が地面に放り出され、失神した。 だが工事機材搬入車両が道路をふさいでいたため、救急車の進入が遅れ、 失神してから40分ほど後に清道郡テナム病院に運ばれた。 イ氏とキム氏は応急治療を受けた後に入院した。 イ・オクチョ(75)、チョ・ポンヨン(75)氏も負傷し、近くの病院で治療を受けた。 [出処:清道345kv送電塔反対対策委] 清道345kv送電塔反対対策委のイ・ボナ状況室長は 「おばあさんの命も危なくなる状況になった。 救急車も入れない状況で、このように工事を頑として行うのか」とし 「韓電は一方的な工事を中断し、住民の声を聞け」と話した。 衝突現場に投入された警察は、一方的な工事中断を要求する住民たちが傷を負う状況にもかかわらず特別な措置はしなかった。 むしろ強制的な鎮圧中断を要求する住民と連帯団体に対し、イ・ヒョンフィ清道警察署長は「扇動も工事の業務妨害なので逮捕する」と脅し、住民たちの反発をかった。 一方、7月21日に韓電が奇襲的に工事を強行した後、 三坪里の住民は16日間、野宿で座り込みを続けている。 台風の影響でヘリコプターによる資材運搬がしばらく止まっていた三坪里送電塔工事現場は、 4日の午前から工事が再開された。 韓電大邱慶北開発支社長と清道警察署長も、8月4日から直接工事現場にきて直接現場指揮を始めた。 清道対策委によれば、韓電大経開発支社長は韓電職員で構成した逮捕部隊と採証組に言及したという。 また、清道警察署長は工事中断を要求する住民に 「ヘリコプターの使用で韓電はすでに2億ウォン以上の追加費用を払っている」とし、 徹底的に韓電の境遇を代弁しており、議論が予想される。 [出処:ニュースミン] これに対し清道対策委は8月5日の論評で 「韓電と警察の超法規的かつ暴力的な弾圧にもかかわらず、 三坪里のおばあさんと住民たちは決して退かない態勢だ。 正当性と名分がない不法な送電塔工事を必ず防ぐという意志は揺らがない」とし 「直ちに工事を中断し、地中化などの合理的かつ平和的な代案を用意するための議論の場に韓電が出ることを要求する」と明らかにした。 付記
チョン・ヨンギル記者はニュースミンの記者です。この記事はニュースミンにも掲載されます。チャムセサンは筆者が直接書いた文に限り同時掲載を許容します。 翻訳/文責:安田(ゆ)
Created byStaff. Created on 2014-08-06 08:36:22 / Last modified on 2014-08-06 08:36:23 Copyright: Default 世界のニュース | 韓国のニュース | 上の階層へ |