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密陽住民が国会行政安全委に警察暴力処罰を請願

「無力なおばあさんに蛮行をした警察、国会が真相究明を」

キム・ヨンウク記者 2014.07.02 20:12

6月11日、密陽送電塔の行政代執行で深刻な警察暴力を目撃した全国167の市民、環境団体、宗教、政党が、 国会安全行政委員会に警察の人権侵害と違法実態に関する真相究明と責任者処罰を請願した。

7月2日、鄭清来(チョン・チョンネ)、張(チャン)ハナ新政治連合議員と密陽住民、市民、宗教団体は、 国会記者会見場で記者会見を行い 「6.11密陽暴力事態を国会安全行政委員会の重要な課題として、関係者の聴聞手続きなどにより、明確な真相究明と責任者らを処罰してほしい」と国会に要請した。

6月11日の密陽送電塔反対竪穴座込場強制撤去の過程で、 警察は裸の高齢女性がいる竪穴に男性警察を投入し、鎖を首に巻いた住民を無理に引き出した。 その過程で住民たちは大小の負傷を受け、身分を明らかにした弁護士の住民接見も妨害し、人権侵害論議がおきた。

記者会見に参加した密陽住民チョン・インチュルおばあさんは 「韓電は私たちが補償を望んでいるというが、10億もらっても合意しない」とし 「わが国の電気政策を変えなければならない」と涙を流した。

ハン・オクスンおばあさんも 「工事現場に墓穴を掘り、鎖を首に巻いて服を脱いだ六人のおばあさんが中にいたが、 警官は私たちを犬のように引き出した」とし 「無力で貧しいおばあさんに対し、こうした蛮行を行ったことについて 国会議員が真相究明をすべきだ」と訴えた。

民主弁護士会環境委員会のイ・ジョンイル弁護士は 「行政代執行は公務員にしかできないが、 警察が竪穴をナイフで破ってテントを押し倒し、 現場の住民を強制的に引き出した」とし 「特に、人がいる場合、明け渡し断行仮処分や退去命令を望む判決がなければ人を引き出せない。 警察が人を引き出して建物施設を強制的に撤去したのは明らかな執権乱用」と指摘した。

鄭清来議員は「大韓民国の憲法精神が蹂躙された現場が6月11日の密陽だった。 国会は公権力により人間の尊厳が踏みにじられないように努力する」と明らかにした。

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンスバージョン2:営利利用不可仮訳 )に従います。


Created byStaff. Created on 2014-07-03 06:41:09 / Last modified on 2014-07-03 06:41:09 Copyright: Default

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