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2014年の闘争の砲門を開いた民主労総、労政対立は相変わらず

年初から熱くなる労政対峙、9日に民主労総ゼネスト

ユン・ジヨン記者 2014.01.03 17:44

昨年末の鉄道労組ストライキと民主労総侵奪と続いた労政対立が新年初頭も続いている。民主労総は、1月から2月までに2派、3派のゼネストと「国民ストライキ」を予告しており、2014年は初めから激烈な労政衝突が続く展望だ。

民主労総の単組代表者と代議員600余人は1月3日午後、ソウル駅で ゼネスト組織のための決意大会を開いた。この日、民主労総は決意大会の直後、 各加盟傘下組織ごとに9日に予定されているゼネストなどの今後の闘争方案を議論した。

民主労総のシン・スンチョル委員長は「鉄道労組は、力量の200%を越える闘争 をした。また鉄道労組の闘争は、抑えられた民衆の胸に刺さった」とし「今や 選択の瞬間が近付いている。民主労総委員長として民主労総事務室を侵奪した 権力の蛮行を忘れない。迷うことなく仲間たちへの信頼を胸に、ゼネスト闘争に 立ち上がろう」と訴えた。

鉄道労組のストライキはひとまず解除されたが、鉄道労組をはじめ市民社会は 鉄道民営化阻止ストライキのために、別の闘争を準備する方針で、今も対立の 火種は残っている。ストライキの後に行われる各種の懲戒や告訴告発、 損害賠償などの問題も山積している。

昨年12月22日、警察による民主労総強制侵奪事件も対立のど真中に位置している。 鉄道をはじめ医療、教育などの各種の民営化の議論と55歳派遣法適用などの 労使対立を増幅する労働懸案も、続々と待機している。昨年31日には、 故イ・ナムジョン氏が朴槿恵(パク・クネ)退陣を要求して、ソウル駅近くの 高架道路で焼身した事件も発生して、世論も尋常でない。

民主労総の元委員長も朴槿恵政権との全面戦争を宣言してハンストに突入した。 権永吉(クォン・ヨンギル)、キム・ヨンフン、ナム・サンホン、段炳浩、パク・ スニ、李甲用(イ・ガビョン)、李秀浩(イ・スホ)、イム・ソンギュ、趙俊虎 (チョ・ジュノ)、千永世(チョン・ヨンセ)などの民主労総指導委員団は、1月2日 午後2時、民主労総がある京郷新聞社1階のロビーで「朴槿恵政権に対する 総力闘争を始める」としてハンストに突入した。

[出処:労働と世界ピョン・ベクソン記者]

彼らは「これからは鉄道労組闘争を全労働者の闘争としして続けていかなければ ならない」とし「朴槿恵政権が死活をかけて民主労総を攻撃するのなら、われわれも 97年の労働者大闘争後に作られた民主労組の全てをこの闘争に注ぎ込まなければ ならない」と強調した。

段炳浩元民主労総委員長はこの日の集会で「民主労総創立以後、民主労組運動 を確立した前職産別連盟代表者と地域本部代表者が集まって、民主労総の力に なる方案を検討して、ハンストに突入することにした」とし「もう朴槿恵政権 の反労働、暴力弾圧の前で、これ以上退く所はない。新しい戦線を作らなければ ならない」と強調した。

また単組代表者と代議員は決議文で「12月22日に強行された民主労総不法乱入 は、全教組法外労組化、公務員労組不認定など、朴槿恵政権で続いてきた民主 労組運動抹殺政策を赤裸々に見せた」とし「民主労総は組織のすべての力量を 動員して、強力な労働弾圧粉砕闘争を宣言する」と述べた。

なお民主労総は、12月28日の1派ゼネストと22日間の鉄道労組ストライキ闘争を 受けつぎ、1月9日に「朴槿恵退陣! 民営化阻止! 労働弾圧粉砕!」2派ゼネスト に突入する方針だ。また、朴槿恵大統領就任1周年の2月25日には、朴槿恵政権 退陣を要求して、国民ゼネストをはじめとする汎国民闘争を展開する予定だ。

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンスバージョン2:営利利用不可仮訳 )に従います。


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