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「韓電、密陽送電塔工事の資材運搬に不法ヘリコプター運航」

工事を始めてから1か月後に運航許可

ヨン・ソンノク記者 2013.11.06 10:46

韓国電力(以下 韓電)が密陽送電塔工事現場で資材を運送したヘリコプターが無許可状態で運行されていたことが明らかになって衝撃を与えている。

▲3日、765kV新古里-北慶南送電線路建設工事4工区金谷ヘリポートから工事資材を運ぶヘリコプター. [出処:蔚山ジャーナル ヨン・ソンノク記者]

韓電は、10月2日から密陽市金谷のヘリポートから一日数十回、資材を積んで 送電塔工事現場に行き来したが、運航許可は10月27日から12月31日までである ことが密陽送電塔反対対策委員会を通じて、5日明らかになった。

送電塔反対対策委は、昌原地検密陽支庁に工事責任者の韓国電力社長、斗山建設 社長(第3工区)、東洋建設社長(4工区)、ハンベク社長(第5工区)を航空法違反で 告発する予定だ。

対策委は、ヘリポート周辺の騒音を測定した結果、法定基準値(70デシベル)よ り高い79.5 〜 93.6デシベルだったと明らかにした。対策委は、住民に深刻な ストレスとして作用する工事用ヘリコプターの騒音に対し、人権と環境の側面 を指摘して、是正を要求する計画だ。

現行航空法112条第1項によれば、許可を受けずに航空運送事業または航空機を 使用する事業を営んだ者は3年以下の懲役または1億ウォン以下の罰金になっている。

送電塔反対対策委は10月22日、密陽市に「密陽765kV送電塔工事関連許可情報 公開請求」をし、密陽市は同日、国土交通部釜山地方空港庁所管業務に移管し、 11月5日にその結果の回答を受け取った。

対策委は「本対策委が情報公開を請求した10月22日の直後に韓電はあわてて 該当官庁に航空運航許可申請をしたと考えられる」とした。

送電塔工事が再開された10月2日から第4工区のヘリポートには住民と連帯市民 数百人が毎日ヘリポートを取り囲んでデモをし、警察兵力もまた毎日200〜300 人が交代でヘリポートを守るために勤務した。当時、ヘリコプターの運行に 抗議して衝突し、環境運動家1人が拘束されて6人の連行者が発生し、ヘリ運行 中断を要求した住民が失神した事例も2件発生した。

当時、ヘリコプターの威圧感は強く、住民はヘリコプターが資材を運ぶ場面を 見て、何もできない挫折感を感じて泣いた。ヘリコプターの音を聞くだけで、 眠れないと反対住民は会う人ごとに訴えた。

韓電は10月初めに5か所で再開した送電塔工事を現在は11か所に拡大した。

付記
ヨン・ソンノク記者は蔚山ジャーナルの記者です。この記事は蔚山ジャーナルにも掲載されます。チャムセサンは筆者が直接書いた文の同時掲載を許容します。

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンスバージョン2:営利利用不可仮訳 )に従います。


Created byStaff. Created on 2013-11-07 04:06:44 / Last modified on 2013-12-17 09:57:03 Copyright: Default

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