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警察、密陽送電塔87歳のおばあさんも連行

密陽警察署「汚物」を撒いたことを徹底調査

ヨン・ソンノク記者 2013.10.10 15:56

10月10日午前11時30分頃、密陽警察署は送電塔反対住民のチョ・ゲソン(87)さんとイ・スンド(78)さんを連行した。警察は二人が警察に「汚物」を撒いたことについて調査中だと明らかにした。

▲109番鉄塔ができる上東面道谷の住民が警察を防いだところ、逆に警察に塞がれた。警察との対峙後、朝6時頃村会館前。[出処:村住民]

連行された二人は上東面道谷里の住民で、午前5時30分頃に住民10数人と村会館 前から山に入ろうとしていた警察を止めようとして警察30〜40人と対峙した。

対峙の過程で村住民のキム・ドゴン(67)氏は「二人の警官が後から腕を動かせ ないようにして、ひとりは腕で首を締めて息ができなかった」と言う。2分近く キム氏は警察に首を締められたと話し「目が白くなって何も見えなくなった。 腹を立てて鉄棒を取り出したところ、警察が鉄棒も奪い取って投げた」と述べた。

連行されたチョ・ゲソンおばあさんは「警察が妨害しても力がない。どうすれ ばいいのか」と嘆いた。村住民のA氏は「キム氏が警察に首を締められているの を見て、心臓がどきどきして人を殺そうとしていると思った」とし「何かあれ ば投げていた」といった。

▲ 警察との対峙後、朝6時頃村会館前。[出処:村住民]

▲明方から出てきたというチョ・ゲソンおばあさん(中央)。警察に連行される前、村会館前。[出処:蔚山ジャーナル ヨン・ソンノク記者]

村の住民たちは、村会館前にあった物を警察が壊し、村役場の職員がこれを 運んでいったため激昂して村役場に抗議訪問に行った。住民二人は村の人が いない間に村会館の前で連行された。

▲道谷村の住民が上東面事務所で面長(チョンテホ)に抗議した。[出処:蔚山ジャーナル ヨン・ソンノク記者]

村の住民たちは、会館の前にあった物を面職員が運んでいったことと密陽市長 の要請文を村役場の職員が回したことについて問い詰め「味方はどこにいるか。 市長と面長が味方にならず、警察の言うことを聞くのはなぜか」と問い詰めた。

面職員は「警察から連絡を受けて物を保管してくれと言うので行ったが、住民 が妨害したので、そのまま帰った」と述べた。(記事提携=蔚山ジャーナル)

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンスバージョン2:営利利用不可仮訳 )に従います。


Created byStaff. Created on 2013-10-11 02:13:24 / Last modified on 2013-12-17 09:52:09 Copyright: Default

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