韓国:密陽送電塔建設中断「国民に訴える」時局宣言 | |||||||
Menu
おしらせ
・レイバーフェスタ2024(12/25) ・レイバーネットTV(11/13) ・あるくラジオ(10/10) ・川柳班(11/22) ・ブッククラブ(10/12) ・シネクラブ(9/1) ・ねりまの会(10/12) ・フィールドワーク(足尾報告) ・三多摩レイバー映画祭 ・夏期合宿(8/24) ・レイバーネット動画 ●「太田昌国のコラム」第96回(2024/11/15) ●〔週刊 本の発見〕第368回(2024/11/21) ●「根津公子の都教委傍聴記」(2024/11/14) ●川柳「笑い茸」NO.157(2024/9/26) ●フランス発・グローバルニュース第14回(2024/10/20) ●「飛幡祐規 パリの窓から」第95回(2024/9/10) ●「美術館めぐり」第4回(2024/10/28) ★カンパのお願い ■メディア系サイト 原子力資料情報室・たんぽぽ舎・岩上チャンネル(IWJ)・福島事故緊急会議・OurPlanet-TV・経産省前テントひろば・フクロウFoEチャンネル・田中龍作ジャーナル・UPLAN動画・NO HATE TV・なにぬねノンちゃんねる・市民メディア放送局・ニュース打破配信プロジェクト・デモクラシータイムス・The Interschool Journal・湯本雅典HP・アリの一言・デモリサTV・ボトムアップCH・共同テーブル・反貧困ネットワーク・JAL青空チャンネル・川島進ch・独立言論フォーラム・ポリタスTV・choose life project・一月万冊・ArcTimes・ちきゅう座・総がかり行動・市民連合・NPA-TV・こばと通信
|
密陽送電塔建設中断「国民に訴える」時局宣言221人の市民社会代表が「対国民要請文」を発表...対策会議発足
ユン・ジヨン記者 2013.10.08 15:26
汎市民社会の代表者が密陽送電塔建設中断を要求して、国民に訴える時局宣言をした。彼らは時局宣言の後「密陽送電塔ソウル対策会議」を発足させ、密陽住民の闘争を支援する活動をしていく計画だ。 女性、人権、法律、医学、環境、労働、農民、生協、青年、文化、宗教など、 各界市民社会団体代表者221人は10月8日の午後、プレスセンター国際会議場で 記者会見を行って、国民に訴える時局宣言を発表した。 代表者たちはこの場で対国民要請文を発表し、「密陽住民の孤独な戦いと言葉 に耳を傾けてほしい」と訴えた。彼らは「密陽の住民たちはこれまで私たちの 無関心と戦っていたのかもしれない」とし「いったいなぜこれらのお年寄りが 命をかけることになったのか、なぜ鎖で体を縛らなければならなかったのか、 その切迫感を一度だけ考えてほしい」と声を高めた。 また政府側にも「密陽に投入された公権力を今すぐ撤収させろ」とし「密陽の 住民たちの生命を担保とする密陽送電塔建設を今すぐ中断し、社会的公論機構 を直ちに構成して、社会的議論を始めろ」と要求した。 記者会見に参加した参与連帯のチョン・ヒョンベク共同代表は「密陽に関する 言論の深刻な歪曲報道とお年寄りの苦痛、人権弾圧事例を見て、国民に要請文を 伝え、対策会議を発足させるために集まった」と時局宣言の趣旨を明らかにした。 7日間大漢門でハンストを続けている村の住民キム・ジョンフェ氏は「韓電には 金もあって専門家も多いが、どうして一生土を掘り返して農作業をしてきた素朴 なおばあさんたちを説得できないのか」とし「おばあさんたちと私を説得してから 工事をしろ。そうしなければ命が絶えるまで送電塔工事を防ぐ」と鬱憤を放った。 ハンストをしているチョ・ソンジェ神父も「この8年間、韓電は一度も誠意を持っ て住民と対話したことがない」とし「むしろおばあさんたちは8年間、さまざまな 代案を出したが韓電はサムスン物産とデリムという巨大な資本との密着関係を 解消したくないため、同じ事ばかり言っている」と批判した。 各界各層の代表者らの発言も続いた。人権財団サラムの朴来根(パク・レグン) 常任理事は「政府のエネルギー政策を変え、密陽闘争に対する連帯の心を集め、 同日の同時刻、1分間でも共に消灯をするなど、連帯の実践を企画しよう」と 提案した。 民主化のための弁護士の会のパク・チュミン事務次長は「平沢、江汀のような 大規模国策事業は、初めから住民意思が反映されずに工事が強行され、住民の 抵抗とあらゆる衝突、訴訟が乱舞する難しい状況が続いた」とし「密陽もこう した嘆かわしい過程が8年続いているので、政府は今からでも工事を中断し住民 の希望を聞いて対話する時間を持つよう要求する」と明らかにした。 また、一部の言論の歪曲報道に関し「密陽の現場の状況について外部勢力が扇動 しているといったような事実と異なる報道が行われているが、民主弁護士会は 言論の自由を侵害しない範囲内で法的な措置を取る」と明らかにした。 民主労総のヤン・ソンユン首席副委員長は「24人の犠牲者を出した双竜車労働者 が自分が働いていた工場に戻りたいということも、密陽のお年寄りらが生活の 基盤を守って農業をしながら暮らしたいというのも、どちらも素朴な要求」とし 「民主労総の結合と連帯が遅れたが、それだけ力強く連帯の価値を高める闘争を する」と明らかにした。 また市民社会は「密陽送電塔ソウル対策会議」を発足させ、政府と韓電の一方的 な政策推進阻止と密陽闘争支援を続ける計画だ。対策会議は今後、△脱核希望バス 運営、△密陽上京者ハンスト支援および署名運動、△公権力と韓電、歪曲報道言論 への法律対応団構成、△国会決議案採択および「送電塔周辺地域支援法」制定議論 の中断要求など、密陽事態解決を要求する活動、△密陽キャンドル文化祭、 △広報および連帯といった活動を進める。 一方、この日の午前、環境保健市民センターはセンター事務室で記者会見を行い、 高圧送電線路の電磁波がガンを起こすことがあると明らかにした。 彼らは「世界保健機構(WHO)傘下の国際ガン研究所(IARC)は高圧送電線路から発生 する超低周波磁界を潜在的にガンを発生させる媒介に分類した」とし、「政府と 韓電が計画している2015年までに3621本の送電塔新規建設は、全面的に再考 すべきで、厳しい判断の下で新規に必要な時は地中に建設すべきだ」と要求した。 翻訳/文責:安田(ゆ)
Created byStaff. Created on 2013-10-09 05:30:10 / Last modified on 2013-12-17 09:51:18 Copyright: Default 世界のニュース | 韓国のニュース | 上の階層へ |