韓国:送電塔を阻止するために収穫もできない農民 | |||||||
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送電塔を阻止するために収穫もできない農民警察は住民の荷物も検査、工事現場への出入統制
ヨン・ソンノク記者 2013.10.08 11:13
10月2日に再開された密陽765kV送電塔反対住民が、秋の収穫もできず地団駄踏んでいる。住民たちは2日に始まった送電塔の現場も守り、収穫もしなければならないという二重苦に苦しむ。 鉄塔建設に反対しながら農業をしている密陽市上東面コダプ洞のチョン・ビョンジェ氏(73)は夜遅く柿の選別をしている。(c)ヨン・ソンノク記者[出処:蔚山ジャーナル] 密陽市丹場面の96番送電塔の現場で会ったクァク・ドンチュルおばあさん(80) は、「うちは97番鉄塔から300mも離れていない。鉄塔の下で暮らさなければ ならない」とし「農作業はできなくても鉄塔は防がなければならない」と言う。 クァクおばあさんは「ナツメと栗を作っているが、夜になって拾うことが できなかった」と語った。 道谷で会ったチョン・ビョンジェ(73)コダプ洞洞長は「今年は柿を取れず、 みんな捨てた」とし、こまめに手を動かした。工事現場を守るために山に登り、 降りてからは夜遅くまで休む余裕がない。夫人のキム某氏(72)は「朝ごはんも 食べられずに一時間歩き、山に登って警察に叫び、家に変えれば仕事が山の ようにあるのでつらい」と言う。チョン氏夫婦は70代だが、ここでは若い方に 属する。 同じ町のカン・スノク氏(63)は2日に山で、工事現場に入れまいとする警察と 戦って、警察に押し倒されて踏みつけられた。骨にひびが入って病院に入院中 だ。病院で会ったカン氏は柿を取れず、干し柿業者に今年の作業(柿収穫)を すべて売った。1600万ウォンになる柿畑を800万ウォンで譲った。 道谷村の住民たちは、韓電が工事を始めるという2日午前3時半に山に登った。 警察が山腹で阻止し、また工事現場の付近で阻止し、現場に入ることもできな かった。警察は韓電職員は入れて村の住民は統制した。警察は村の住民が 背負っているリュックサックの中身まで検問した。 道谷村住民のパク某おばあさん(70)は「警察がカバンに手を入れて物を掻き回 しながら検査して、検査を受けないと逃げると何人かの警察がからだを押さえて 検査した」と言う。 キム某おばあさん(70)も「カバンには弁当しかないのに警察が毎日検査する」 と言う。住民たちは、警察が所属も明らかにせずに検問すると証言した。 これについて担当の警察は、住民が揮発性物質や危険な物を持っているかも しれないので安全のために検問して所属を明らかにして検問していると話した。 109番送電塔は道谷村会館から一時間ほど険しい山を登らなければならない。 工事資材はヘリコプターで運ぶ。山で会った70〜80代の老人たちは山に登るのに 二時間もかかる。 住民のキム某氏(72)は「保証金まで払って契約した人が高圧送電塔ができると いうことを知って売買を取り消した」とし、町全体が土地売買もできず、農協 は貸し出しもしないと言う。 住民たちは「今まで農業で暮らしていたが、家を差し押さえられたようなものだ。 工事を防がなければならないが、警察が守ってヘリコプターが運んでいるので どうすればいいのかわからない」と話した。 一方、韓国電力密陽特別対策本部のパク・チャンミン対外広報調整官は「現在 緑のチョッキを着ている協力社80人ほどの作業員を工事現場に投入しており、 黄色のチョッキを着た韓電正職員540人が防護組を作り、現場で摩擦があれば、 住民の安全を守る役割を任せている」と話した。(記事提携=蔚山ジャーナル) 翻訳/文責:安田(ゆ)
Created byStaff. Created on 2013-10-09 05:29:36 / Last modified on 2013-12-17 09:51:00 Copyright: Default 世界のニュース | 韓国のニュース | 上の階層へ |