韓国:奪われた民生と民主主義を取り戻そう | |||||||
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奪われた民生と民主主義を取り戻そう[寄稿]双竜自動車汎国民大会に送る
クォン・ヨングク(弁護士、民主弁護士会労働委員長) 2013.08.20 11:52
国家情報院の大統領選挙世論操作と政治介入、警察の捜査操作と隠蔽の真相を糾明する国政調査が行なわれている。青瓦台の沈黙と政府与党の露骨な国政調査の妨害と介入、彼らを後だてだと信じて出てきた元世勲(ウォン・セフン)と金用判(キム・ヨンパン)、そして証言拒否と公訴事実の否定など、国民を無視する傲慢な態度により国政調査が危機を迎えている。だが数万の市民が毎週末市庁広場に集まってキャンドルを持ち、大韓民国の民主主義と国民の主権が国家情報院と警察、そして政府与党候補大統領選挙キャンプにより深刻に蹂躙された事態に驚きと怒りを吐き出している。 その怒りのキャンドルがゆれる市庁広場反対側の大漢門前で、急造された花壇 も集会空間も奪われたまま、孤独に戦っている双竜車解雇労働者を覚えている 人々はどれほどいるだろうか? 双竜車の整理解雇によって死んだ24人の故人を 追慕するために大漢門前に設置した焼香所は、4月4日に警察と中区庁の公権力 により強制的に撤去された後、双竜車解雇労働者は警察の恣意的な集会禁止と 弾圧により、ビニール一枚かぶることもできずに歩道で丸腰で野宿しながら、 国政調査の約束履行と解雇者の復職を要求する涙ぐましい闘いをしている。 昨年9月24日に開かれた国会環境労働委員会の双竜車聴聞会で、大規模(約3000 人)の整理解雇の根拠になった会計帳簿が全面的に操作されたという疑惑と警察 の特殊部隊を動員してストライキ労働者を厳しく鎮圧した国家暴力の真相究明 が必要だという結論が出された。その結果、セヌリ党は大統領選挙の直前に、 二回にわたり選挙公約として双竜車の国政調査を実施すると国民に約束した。 この約束の先頭に当時朴槿恵(パク・クネ)大統領選挙キャンプ総括選対本部長 だった金武星(キム・ムソン)氏がいる。しかし、セヌリ党は大統領選挙で勝利 すると、双竜車の国政調査の約束を手のひらを返すように破り、国政調査を無 にしてしまった。国家情報院の大統領選挙介入の国政調査を無にしようとする 態度と完璧に一致する。逆に朴槿恵政権は国政調査約束履行を要求する双竜車 解雇労働者たちと彼らを支援する双竜車対策委の大漢門前集会も全面的に禁じ、 その弾圧に抵抗するキム・ジョンウ金属労組双竜車支部長を拘束してしまった。 キム・ジョンウ支部長は令状実質審査で「拘束されるのは恐ろしくはないが、 労働者の希望をくじいてはいけない」とこんこんと要請した。その希望とは、 双竜車の会計帳簿操作と整理解雇の不法性の疑い、そしてその過程で労働者に 加えられた国家暴力の真相を明らかにして、不法な整理解雇でこれ以上のくや しい死を止めようということだった。しかし朴槿恵政権の動きは国政調査履行 どころか、美観を害するという理由で焼香所を撤去し、その場に花壇を設置して、 大漢門前で双竜車解雇労働者を追い出すことだった。大法院判決を遵守しろ という蔚山現代車希望バスの参加者に暴力と不法の頸木をかけ、労働者の要請 を力で静めることだった。 民主主義の危機は常に民生の危機で現れる。不正選挙に対する民主主義回復の 闘争が民生闘争の現場を無視してはいけない理由だ。民主主義の回復の闘争が 実体を持つためには、労働者民衆の絶望的な人生を希望に変えなければならな い。キャンドル市民に要請する。8月24日午後4時、ソウル駅で開かれる『双竜車 汎国民大会』に解雇と差別で苦しむ労働者と一緒にしよう。そして労働者の手を 握って市庁広場キャンドル国民大会へと一緒に行進して行こう。奪われた民生と 民主主義を取り戻すために。 翻訳/文責:安田(ゆ)
Created byStaff. Created on 2013-08-20 21:07:12 / Last modified on 2013-08-20 21:07:12 Copyright: Default 世界のニュース | 韓国のニュース | 上の階層へ |