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南大門警察署、大漢門焼香所、集団嫌がらせの議論

「チェ・ソンヨン警備課長は大漢門の大統領...保安官役」

キム・ヨンウク記者 2013.07.10 16:35

大漢門双竜車焼香所を守っている労働者、市民、宗教家などへの南大門警察署の過度な弾圧に、人権・市民社会団体がこれ以上容認できないとし、対策作りを始めた。特に彼らはチェ・ソンヨン南大門警備課長の恣意的な集示法(集会および示威に関する法律)の適用態度を集中的に糾弾した。

人権団体連席会議、民主弁護士会、張(チャン)ハナ民主党議員室、双竜車汎国民 対策委、民主労総、参与連帯などは、7月10日午前、大漢門前で「双竜車大漢門 焼香所 人権・民主主義破壊糾弾および対策発表記者会見」を開き「度を越えた 民主主義の破壊をこれ以上容認できない」と明らかにした。

4月4日、ソウル市中区庁が大漢門前の双竜車焼香所を強制撤去した後、警察は 集会、野宿、沈黙デモ、座り込みを妨害するために、集会空間への乱入、催涙液 の乱射、眠っている労働者をわざわざ起こす、執拗な嫌がらせと侮辱などの態度 を続けてきたということだ。

民主弁護士会のチョ・ヒョンジュ弁護士は「集会やデモは、許可制ではなく、 憲法上の表現の自由が認められる基本権なのに、南大門警察署はまるで集会が 許可を受けなければならないかのように違法行為をしている」とし「1人デモや ハンストをしている牧師の妨害をして、カトリックのミサを妨害するなど、 まるで集会許可権者かのように行動している」と指摘した。

人権団体連席会議公権力対応チームのランヒ活動家は「この数か月間の警察の 行為は、正当な公権力の行使ではなく単なる物理的な暴力と集団嫌がらせだ」 とし「ただ生活の場を取り戻そうとしている労働者を大漢門前から追い出す ことを目標として、法的根拠や人権的な根拠なく、集団的な嫌がらせばかりを 続けている」と批判した。

ランヒ活動家は「特にチェ・ソンヨン警備課長は、双竜車に連帯する人すべてを この社会の危険要素と規定して、日ましに暴力が激しくなっている」と非難した。

張(チャン)ハナ民主党議員は「大漢門では、西部劇の無法状態がそのまま再現 されている」とし「チェ・ソンヨン警備課長がここで保安官の役割をしていて 『チェ・ソンヨンが大漢門では大統領』という話もある。チェ・ソンヨン警備 課長の恣意的な法執行は、朴槿恵政権の強い指示があったことを確信させる」 と指摘した。

民主党は6月25日以後、15人の議員が大漢門の連座デモに参加して、人権弾圧の モニターを行った。だが南大門署は、議員が帰るとまた暴力を行使した。

この日もチェ・ソンヨン警備課長は、記者会見が始まる前から「広い場所では なく、新しく花壇を設置した既存の焼香所の前の狭い通路で記者会見をするのは 公務執行の妨害」という調子の放送をして不評を買った。また、参加者が記者 会見の間に一度シュプレヒコールをあげるとすぐ「皆さんはプラカードと横断幕を 持ってスローガンを叫ぶなど、記者会見を装った未申告集会に変質した」と放送した。

記者会見の参加者は政府に、△チェ・ソンヨン警備課長派遣処罰、△大漢門前 の民主主義権利回復、△花壇撤去、警察兵力撤収、△双竜車問題解決の象徴の 大漢門焼香所復旧保障などを要求した。

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンスバージョン2:営利利用不可仮訳 )に従います。


Created byStaff. Created on 2013-07-11 11:31:36 / Last modified on 2013-07-11 11:31:36 Copyright: Default

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