金ハンギル、「双竜車国政調査に最善」

双竜車氾国民対策委・金ハンギル民主党代表が非公開会見

キム・ヨンウク記者 2013.06.20 16:50

双竜車汎国民対策委と労組の関係者らは、6月20日午前11時、国会民主党代表室で、金(キム)ハンギル民主党代表と非公開で会った。彼らはこれまで民主党の双竜車与野協議体の過程などに苦言を伝え、民主党が双竜車国政調査を強く推進するよう要請した。

金ハンギル代表は、彼らの要請に「最善を尽くす」と話したという。ただし、民主党は現在、国家情報院の大統領選挙綱紀紊乱関連の国政調査に全力を傾けており、具体的な双竜車国政調査ロードマップを議論することはできなかった。

氾国民対策委の関係者はこの日の出会いについて「民主党は、国家情報院だけでなく、双竜車も重要な国政調査の対象にするという意志を表した」と評価した。

▲金ハンギル党代表室に入る前に李錫行民主党全国労働委員長が代表団を迎えている。

出会いには、氾国民対策委側からハン・サンギュン前双竜車支部長、ヤン・ソンユン民主労総非常対策委員長、チョ・フェジュ・イ・ドフム・パク・ソグン氾国民対策委共同代表などが参加した。民主党からは禹元植(ウ・ウォンシク)・李鏞吉(イ・ヨンギル)最高委員、李錫行(イ・ソッケン)民主党全国労働委員長、殷秀美(ウン・スミ)議員などが同席した。

氾国民対策委はこれに先立ち、10時に国会正門の前で記者会見を行い「双竜車労働者たちの闘争を無視し続けたセヌリ党は、大統領選挙が近付くと、突然、双竜車国政調査を実施すると約束した」とし「しかし大統領が当選した後に言い逃れをしている姿は、言葉だけで民生政治を強調する朴槿恵(パク・クネ) 政府の実体を表わす」と非難した。

氾国民対策委は「民主党も党論で定めた双竜車国政調査について与野6人協議体など、迂回的な方法ばかり採択している」、「解雇労働者が人生をかけて戦ってきた毎日を政治的に活用するのでなければ、民主党は約束通り国政調査実施を貫徹しろ」と要求した。

また「政界に失望が続く毎日で、双竜車汎国民対策委員会共同代表団と民主党代表との面談が行われる」とし「大漢門焼香所が撤去されて、キム・ジョンウ支部長がくやしく拘束されたこの状況で、民主党は今からでも決然とした姿を見せてほしい」と強調した。

民教協など教授学術4団体もこの日の午前11時に国会正門前で記者会見を行い、「双竜車国政調査で真実を明らかにし、責任を糾明しなければ、海外資本の先端技術流出行為は根絶できず、企業が簡単に構造調整をする道具として整理解雇を活用する態度を防げない」とし「国政調査は韓国の社会正義を確立し、捏造と権力横暴の再発を防止する最低の手段」と国政調査を要求した。

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
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