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キム・ジョンウ双竜車支部長の拘束は「国政調査無力化の意図」

「大漢門焼香所喪主キム・ジョンウを釈放しろ」...対政府闘争を予告

チョン・ジェウン記者 2013.06.13 13:45

全国金属労組のキム・ジョンウ双竜車支部長が拘束された。ソウル中央地法は6月12日夜、「犯罪の容疑があり執行猶予の期間中に同種の犯行を繰り返した点などからみて、拘束の理由と必要性が認められる」としてキム・ジョンウ支部長に拘束令状を発行した。

双竜車汎国民対策委は、キム・ジョンウ支部長に対する拘束令状請求と大漢門 焼香所の強制撤去について2つの疑惑を提起した。

まず、双竜車会計操作の証拠が出てきたことで社会的に国政調査の要求が高まった ため、検警が支部長を拘束して政治的に介入していると主張した。国政調査の 要求を無力化させる意図だということだ。

また南大門警察署の双竜車屋外集会禁止通告、ソウル市中区庁の強制撤去の 裁判を控えて検警が支部長を拘束し、双竜車事態に介入したと彼らは主張した。

警察は5月30日、双竜車氾国民対策委側に集会を禁止する屋外集会禁止を通告した。 これに対して氾国民対策委は効力停止仮処分申請を出し、今日(13日) ソウル行政法院の決定がある。

また4月4日の中区庁の強制撤去に対して氾国民対策委は行政代執行効力停止 仮処分申請を出し、同じ裁判所が審理をしており、6月18日に宣告がある予定だ。

ソン・ヨンソプ金属労組法律院長は、「ソウル大漢門の焼香所で座り込みを していたキム・ジョンウ支部長に二回拘束令状が請求され、令状実質審査を 行った時、裁判所は中区庁の花壇設置と警察の公権力行使が違法になるので 慎重に判断しなければならないという理由で拘束令状請求を棄却した」とし 「裁判所の宣告は一貫していなければならないのに、同じ懸案に対して異なる 判決を下した」と批判した。

双竜車氾国民対策委、双竜車支部は強く反発してキム・ジョンウ支部長の釈放 と双竜車国政調査実施を要求した。彼らは13日午前11時30分、大漢門焼香所の 前で記者会見を行い、「金と権力を持つ甲の中の甲には一言も言えない検警は キム・ジョンウ支部長を拘束させた」として「キム・ジョンウ支部長がしたことは これ以上の死を防ごうと訴え、区庁と警察に法を守れと叫んだこと」と主張した。

統一問題研究所の白基玩(ペク・キワン)所長は「双竜車の焼香所を強制撤去で 踏みにじり、キム・ジョンウ支部長を拘束したのは、つまり朴槿恵政権が維新 独裁の残滓であることを自ら立証するもの」とし「われわれは、維新の残党と 戦うという運命に追いやられている。市民はみんな、死ななければ監獄行きだ という現実を自覚して、しっかり戦わなければならない」と強調した。

民主労総のイ・ホドン非対委員は「朴槿恵政権発足100日経つやいなや、政権の 底意が少しずつ見え始めた」とし「焼香所座込場を掻き回し、会計操作をして 不当に整理解雇を行った真犯人は放置して、解雇者を連行してキム・ジョンウ 支部長を拘束した」と批判した。

参与連帯のイ・テホ事務局長は「双竜車解雇者がH-20000プロジェクトで自動車 を作っていた時は、長い間闘争をしていて、あれほど幸せそうな姿は初めて見た」 とし「政府は幸せそうにしているのを見ていられず、拘束させ、連行して工場に 戻るということもできないようにしている」と訴えた。

双竜車支部のキム・ドクジュン主席副支部長は「キム・ジョンウ支部長が行く所は 留置場ではなく、汗を流して働く工場だ」とし「キム支部長は令状実質審査で最後に 私は拘束されることは恐ろしくない、希望だけは踏みにじるなと話した」と強調した。

なお双竜車氾国民対策委は国政調査を要求して、今後、本格的に朴槿恵政権に 対する闘争を進めると明らかにした。氾国民対策委は6月17日午前11時の記者会見を 始め、青瓦台前での野宿座り込みに突入する。文化系、法曹界、学術団体、労働界、 政党などが連日座り込みを続ける計画だ。

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンスバージョン2:営利利用不可仮訳 )に従います。


Created byStaff. Created on 2013-06-15 10:58:15 / Last modified on 2013-06-15 10:58:15 Copyright: Default

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