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双竜車の整理解雇控訴審で会計操作関連の特別鑑定に突入

7日に鑑定審問、8月末に鑑定結果...「金融監督院、監理資料の提出を拒否」

キム・ヨンウク記者 2013.06.07 20:36

ノ某氏など双竜自動車整理解雇者153人が提起した整理解雇無効確認控訴審が本格的に会計操作関連の特別鑑定に突入したが、重要資料の確保は難しそうだ。

原告側(整理解雇者たち)は1審で双竜車使用者側(被告)の会計操作と整理解雇の 関連は認められないという判決を受けたが、1審の判決以後、新しく会計操作の 可能性を示す資料が少しずつ発見され、1審より熱い会計操作攻防に入る予定だ。

6月7日、ソウル高裁第2民事部は2009年の双竜車大量整理解雇事態の前後に 双竜車の生産性と流動性危機の適切性を判断する根拠の有形資産の損傷差損を 鑑定する鑑定審問を行った。

今回の裁判の鑑定人は裁判所がソウル大に要請して最終的に選任されたチェ・ ジョンハク会計学科教授が引き受けた。チェ・ジョンハク教授は遅くとも8月末 までに、△継続企業価値評価報告書および資産価値評価調書、△アンジン会計法人 の損傷差損調書写本および関連資料一切、△金融監督院監理記録一切など会計 関連の各種の資料を使用者側と金融監督院などに提出させ、鑑定を実施する予定だ。

裁判では特別鑑定の結果により、有形資産損傷差損に対する双竜自動車の主張、 流動性に与える影響などを検証するものと見られる。

控訴審は、最近沈(シム)サンジョン進歩正義党議員室等を通じ、会計操作の 可能性が高い新しい資料が一部出され、1審裁判より多少原告側に有利という 展望があるが、原告側の弁護人はまだ会社と金融監督院側の資料提出は容易 ではないと見ている。

原告側関係者は「会社の内部資料が提出されるべきだが、1審ではほとんど出て こず、最近になって新しい資料が出てきた」とし「裁判所に申請した資料と 金融監督院の資料が出されなければならないが、金融監督院が資料提出を強く 拒否している状況であることに加え、使用者側も私たちが望む資料は簡単には 提出しないだろう」と困難を吐露した。

実際にこの日、原告側と被告側弁護人は提出資料をめぐる神経戦を展開した。 原告側は、使用者側が提出した資料の一部が読めないほど複写状態が悪かった ため、問題を提起した。使用者側弁護人も誠実に資料提出をするといいながら、 「営業秘密上、重要な部分は隠す理由を十分に説明して隠してから提出する」 と明らかにした。

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンスバージョン2:営利利用不可仮訳 )に従います。


Created byStaff. Created on 2013-06-10 01:43:03 / Last modified on 2013-06-10 01:43:03 Copyright: Default

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