本文の先頭へ
LNJ Logo 韓国:双竜車解雇者たちが作った車、H-20000発表
Home 検索
 




User Guest
ログイン
情報提供
News Item 1370461850623St...
Status: published
View


双竜車解雇者たちが作った車、H-20000がベールを取る

「粉々になった解雇者たちの暮らしを終わらせる時間」

キム・ヨンウク記者 2013.06.05 13:55

双竜車解雇者と市民が一緒に作った自動車「H-20000」プロジェクトがいよいよベールを脱いだ。金属労組双竜車支部と双竜車希望守備隊は6月5日午前、国会正門の前で記者懇談会を開き、「H-20000プロジェクト」双竜車コランド完成車両を公開した。

この日公開された車両は、5月の初めから双竜車の解雇者たちが京畿道龍仁市の ある工場に集まって部品を組み立て、エンジンなどを新しく点検した車両だ。 始動をかけ、軟らかいエンジン音と版画家イ・サンヨプ氏のデザインによる ボディが公開された。

H-20000プロジェクトは双竜車解雇者がまた自動車を作り、解雇者復職と双竜車 会計操作真実糾明のための国政調査実施世論を作るために始まった。記者懇談 会は、こうした目的を市民と共に実現しようと準備した6月7日のソウル広場での モーターショーに先立ち、完成車をマスコミに公開してモーターショーを広報 するために準備された。

希望守備隊で活動している人権中心サラムの朴来根(パク・レグン)所長(訴状) は、「H-2000プロジェクトは市民の世論を集め、必ず国政調査貫徹する趣旨」 とし「会計操作真実糾明を浮上させ、政界を圧迫するプロジェクトを進めてき た」と説明した。

朴来根所長はまた「解雇労働者が実際に自動車を作る過程を通じ、彼らがいる べき場所は路上ではなく工場だという事実を確認した」とし「解雇者は闘争の 現場だけで会う人ではなく、自動車一つ一つを分解してまた組み立てる過程を 通じ、労働者の手は錆ついておらず、自動車を作る仕事が身についているとい うことを知った」と強調した。

双竜車支部のムン・ギジュ整備支会長は「解雇4年という時間は、私たちの手と、 これまでの作業をすべて忘れさせるのではないかと悩んだが、実際に車を分解 組み立てし始めると、1時間もたたずに作業順序がすべて頭にうかび、工具が 手になじんできた。楽しく作業をした」とし「4年という時間が流れたが、今 すぐにでも現場に戻り、働けるということを再確認する過程だった」と話した。

ユン・チュンニョル組合員は「車を組み立てている間、本当に気分が良かった。 働くのが楽しくて、ヒーリングになったので、プロジェクト・シーズン2もやり たい」と今回のプロジェクトのもうひとつの意味を伝えた。

キム・ジョンウ支部長は「H-2000は2万個に割れた私たちの人生を終える時間だっ た」とし「手に工具を持って部品を触りながら組み立てる過程で、額に汗の雫 が流れ、仲間たちの笑いがまたよみ返るその姿は、この4年という歳月がいかに 工場に戻りたかったのかを反証する時間だった」と説明した。

キム・ジョンウ支部長は「私たちは、政界がすべき国政調査の問題にアクセル をかけ、またギアチェンジをしてさらに高く、早く進むようにアクセルを踏む」 と双竜車会計操作疑惑の国政調査を要求した。

H-20000プロジェクトで完成した車両は、車両を望む人からの申し込みを公募し て、選定委員会が選んだ人に譲渡される。選定委員会には15通の申し込みが入っ ており、6月7日のモーターショーで選定者を発表し、車両を渡す予定だ。

朴来根(パク・レグン)所長は「整理解雇に対する関心と、普段、双竜車に支持 と連帯があったのか、整理解雇非正規職問題を伝えられる人なのかなどを選定 基準にする」と伝えた。

「双竜車解雇者自動車を作る」モーターショーは、午後4時から本バザー会と 食事分けあいイベント、綿菓子作り、写真展示会を始め、午後7時のモーター ショー文化祭まで続く。

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンスバージョン2:営利利用不可仮訳 )に従います。


Created byStaff. Created on 2013-06-06 04:50:50 / Last modified on 2013-06-06 04:50:50 Copyright: Default

関連記事キーワード



世界のニュース | 韓国のニュース | 上の階層へ
このページの先頭に戻る

レイバーネット日本 / このサイトに関する連絡は <staff@labornetjp.org> 宛にお願いします。 サイトの記事利用について