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済州海軍基地、また不法工事

「海軍-済州道との約束を破り工事強行...済州道は無策傍観」

チョン・ジェウン記者 2013.04.15 15:36

海軍が済州海軍基地建設の過程で約束を破り、まだ不法工事を強行していることが明らかになった。済州軍事基地阻止と平和の島実現のため汎道民対策委員会(汎道民対策委)は4月15日に声明書を出し、「海軍が海軍基地の工事現場に汚濁防止膜を設置せず不法に工事をしている」とし「済州道は海軍の不法工事に手をこまねいている」と苦しさを表わした。

氾国民対策委によれば済州道は去る10日、国防部・環境部に文書で済州海軍基地 工事現場に汚濁防止膜を設置した後に工事するよう要請し、12日には海軍基地 事業団を訪問した。続いて15日、汚濁防止膜の設置が確認できるまで海上工事 はもちろん、土砂の搬入もしないと海軍と合意した。

汎道民対策委は「頑に進められる海軍の不法工事にブレーキはない」として 「海軍は、済州道と協議している時も不法工事を続け、協議が終わり、済州道 の関係者が帰った後も海上バージ船で持ってきた土砂の海上投下を続け、すぐ そばでは浚渫工事が盛んに行われている」と訴えた。

▲汎道民対策委は済州海軍基地不法工事強行の様子を写真を撮って根拠として提示した。[写真:済州環境運動連合]

また汎道民対策委は「海軍は、不法な海上工事を夜11時過ぎまで行い、その上 不法工事を撮影する活動家のカメラに向かって車両のライトをつけて妨害した」 とし「海軍は13日も早朝から土砂の海上投下と潜水部作業などの海上工事を 行った」と批判した。

特に彼らは海軍の不法工事の強行を止めない済州道と司法府に苦言を呈した。 汎道民対策委は「海軍基地の賛否を別として、行政の当然の役割と済州の環境 を守る義務を済州道は放棄している」とし「この状況を傍観するばかりの禹瑾敏 (ウ・グンミン)道知事の責任を必ず問う」と明らかにした。

司法府に対しても「海軍の不法工事を保護することばかりに熱中している」と し「市民の権利と公共の正義のために働かくべき司法府が、不法行為を援護する 逸脱行為をしている」と非難した。

一方、汎道民対策委は去る12日の記者会見で、突風などで壊された海軍基地工 事現場の汚濁防止膜の水中撮影写真を公開し、工事の中断と生態系影響共同調 査を要求した。だが海軍がこれを無視して工事を強行したため、「不法工事」 と抗議して、車両の進入を阻止しようとした平和活動家のうち、キム某氏が14 日に業務妨害容疑で拘束された。

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンスバージョン2:営利利用不可仮訳 )に従います。


Created byStaff. Created on 2013-04-17 10:21:21 / Last modified on 2013-04-17 10:21:21 Copyright: Default

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