韓国:密陽送電塔工事の再開に住民が無期限ハンスト | |||||||
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密陽送電塔工事の再開に住民が無期限ハンスト韓電本社前にテント...「工事再開は人を殺すということ」
ソン・ジフン記者 2013.01.31 18:11
密陽送電塔反対対策委員会が無期限ハンストを始めた。密陽の住民と対策委は 1月31日、三成洞韓国電力公社の前で記者会見を行って、韓国電力が密陽送電塔 工事を中断するまでハンストを続けると明らかにした。 韓電は9月から中断していた密陽区間送電塔の建設工事を1月28日から再開する と明らかにした。住民の証言によれば工事現場には機資材を積んだヘリコプター が飛び、作業員が配置されるなど工事再開の準備が完了したという。 対策委は「韓国電力職員による村共同体の分裂と村買収の試みが暴露されて、 公聴会等を通じ密陽756Kv送電線路の妥当性と代案に対する新しい主張が提起さ れるなど、彼らの事業の正当性が絶えず攻撃されてきた時点で韓国電力は対話 と討論による問題解決を考えず、物理的衝突を引き起こそうとしている」と主 張した。 対策委は「韓国電力本社前のハンストを始めると同時に、報道機関と国会など すべての手段と方法を動員し、韓国電力のこのような術策と住民への暴力を証 言することで、この工事を阻止する」と明らかにした。 韓電は「電力需給不安事態を解消するために工事を再開しなければならない」 と明らかにしているが対策委側はこれに対して『真っ赤な嘘』と応酬した。 韓電の主張のとおりに新古里-北慶尚南道の送電線路の密陽区間工事が完工して、 今年9月に完工予定の新古里原発3号機で生産された電気を送電するにしても、 北慶尚南道変電所から青島-花園-大邱に続く分岐工事はまだ始まった段階に過 ぎず、青島区間の工事も住民の反対で詰まっており、新古里3号機で生産された 電気を実際に電力系統に併合するにはかなりの時間が必要だという。 対策委は「電力需給の安定のために密陽区間工事を完工しなければならないと いう言葉は住民をバカと見る欺瞞的な術策」と主張した。 韓電は、第6次電力需給基本計画公聴会を2月1日に予告しているが、公聴会では 送電塔建設についての内容が抜けている。対策委は「電力需給のために送電塔 建設が至急だとして公聴会にも入れないのは、公聴会をすれば送電塔への関心 が高まり送電塔が建設される地域の住民が皆立ち上がるのではないかと心配し ているから」と話した。 対策委はまた韓電が工事の強行のために住民を買収して分裂させているとし、 「住民を分裂させ、苦しめた韓国電力密陽送電線路建設対策委と韓国電力釜山、 慶尚南道開発処を解体しろ」と要求した。対策委は27日、韓電職員3人を業務上 背任の容疑で告発し「(韓電が)少数意見であることを知りつつ、一部の住民だ けに接近して合意を強行し、その結果、村共同体が分裂した」と主張した。対 策委は合意書に『送電線路建設が白紙になっても合意補償金を返却しない』と いう内容があることについて、事実上、韓電が住民を買収しようとした措置と 批判した。 緑の党のハ・スンス運営委員長は「韓電は住民を買収して分裂させる行為を直 ちにやめろ」と指摘した。ハ・スンス運営委員長は「韓電が主張するように、 そんなに送電塔が安全なのなら、韓電の前庭に送電塔を作れ」とし「韓電は、 密陽の住民と対策委の合理的代案に耳を傾けろ」と要求した。 平和キャンプ活動家のシン・ジヘ氏は「韓電は電力不足を強調するが、本当に 私たちが使う電気が不足しているのか」と反問した。シン・ジヘ氏は「企業が 安く買い、昼夜なく浪費する電気の方が大きな問題」と指摘し、電力不足を強 調して送電塔を建設し、原発を増設するのではなく「代案エネルギー開発が切 実だ」と主張した。 対策委は「送電塔建設に反対して焼身したイ・チウ烈士の弟は、工事が再開さ れれば老母を背負って兄が死んだ畑で死ぬと言っている」と語り、「韓電は今 しようとしていることがまた人を殺すことだという事実を知るべきだ」と明ら かにした。 密陽住民のコ・ジュンギル氏は「国の役割は国民の生命と財産を守ることだが、 今わが国はむしろ国民の生命と財産を奪っている」と主張した。彼は続いて 「国政監査で韓電社長は密陽住民の送電塔反対闘争が正当かと問う金霽南(キム・ ジェナム)議員の質問に納得した」と述べ「私たちの闘争は正当で、必ず勝つ」 と主張した。 翻訳/文責:安田(ゆ)
Created byStaff. Created on 2013-02-01 01:51:28 / Last modified on 2013-02-01 01:51:28 Copyright: Default 世界のニュース | 韓国のニュース | 上の階層へ |