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竜山惨事拘束者5人が出所...「竜山惨事真相究明シーズン2の開始」

イ・チュンヨン委員長、「双竜車焼香所に行きたかった」

ソン・ジフン記者 2013.01.31 13:39

龍山4区域撤去対策委のイ・チュンヨン委員長をはじめ、竜山惨事拘束者5人が 家族の元に戻った。彼らは李明博(イ・ミョンバク)大統領の任期末特別赦免で 1月31日午前10時、安養と春川、驪州、順天、大邱刑務所からそれぞれ出所した。 彼らの出所で竜山惨事の真相究明活動は新しい局面を迎えるものと見られる。

安養刑務所から釈放されたイ・チュンヨン委員長は、4年ぶりの出所で「竜山は 動揺することなく、疎外され弾圧される人々のために戦い、真相究明のために 戦う」と述べた。イ・チュンヨン氏の妻のチョン・ヨンシン氏も「夫は出所し たが、ここで止まらず、竜山惨事真相究明『シーズン2』が始まる」と話した。

安養刑務所前には早朝からイ・チュンヨン委員長の母、チョン・ジェスク氏と チョン・ヨンシン氏をはじめ、全国撤去民連合、竜山惨事真相究明委の活動家、 彼らを取材する取材陣で大変な混雑になった。午前10時、イ・チュンヨン氏が 刑務所から出てくると、チョン・ジェスク氏とチョン・ヨンシン氏はイ・チュ ンヨン氏を抱いて涙を流した。

イ・チュンヨン委員長は、出所直後の記者会見で出所の喜びを表現しながらも、 竜山惨事真相究明をはじめ疎外され抑圧される人々のための活動をするという 決心を語った。イ・チュンヨン委員長は、出所して何を一番やりたいかという 質問に「双竜車の焼香所に行きたい」と話した。イ委員長は、「投機建設資本 に追い出される撤去民と食い逃げ資本により、生活の崖っぷちに追いやられる 労働者の境遇は全く同じ」とし、双竜自動車国政調査と竜山惨事真相究明に努 力する意志を示した。

イ・チュンヨン委員長は、出所の感想として「また家族と会えてうれしいが、 ナム・ギョンナム前全撤連議長も赦免対象から除外され、側近を赦免するため に竜山惨事の拘束者を使ったことに怒りを感じる」と話した。イ委員長は続い て「私は彼らを許すかもしれないが、彼らには私を許す権限はない」として、 今回の赦免に対する不快感を表わした。

竜山惨事の遺族で真相究明委員会活動家に変貌したチョン・ヨンシン氏も、夫 の出所を喜ぶと同時に竜山惨事真相究明シーズン2を宣言した。チョン・ヨンシ ン氏は「拘束者の出所は新しい始まり」とし「竜山惨事真相究明シーズン2が始 まる」と話した。

チョン・ヨンシン氏は続いて「私だけがまた夫と会えて、遺族のお母さんに申 し訳ない」と話した。チョン・ヨンシン氏は「亡くなった方の名誉を回復して 真相究明ができるように、さらに竜山の嫁、息子として生きる」と話した。

イ・チュンヨン委員長は「刑務所で暮らし、他人の事に無知だったことが最も 恥ずかしくて悔やまれた」とし、双竜車事態をはじめ、連帯活動をさらに活発 にする意思を明らかにした。李委員長は特に、早く双竜自動車国政調査をしろ と強調し「朴槿恵(パク・クネ)当選者が約束した通り、一日も早く国政調査を 実施しろ」と要求した。イ委員長は「疎外され弾圧される人々と連帯し、人権 が尊重され人間らしく暮らせる世の中にする」と語った。

今日釈放された5人は、この日の午後7時、大漢門に集まって歓迎文化祭に参加 する。イ・チュンヨン委員長は翌日、磨石牡丹公園烈士墓地でお父さんの故イ・ サンニム氏の所に行く予定だ。イ・チュンヨン氏は2010年の死亡から355日後に 行われた葬儀でお父さんと会い、3年ぶりに初めてお父さんの所に行く。

なお同時刻、ソウル拘置所からは崔時仲(チェ・シジュン)前放通委員長とチョ ン・シニル、セジュンナモ会長が出所した。崔時仲前放通委員長は「省察と反 省をした。国民に謝罪する」と話し、すぐ席を立った。

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンスバージョン2:営利利用不可仮訳 )に従います。


Created byStaff. Created on 2013-02-01 00:13:15 / Last modified on 2013-02-01 00:13:16 Copyright: Default

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