イェズス会イ・ヨンチャン神父、江汀村で拘束

26日に拘束決定、警察との対峙中に歯4本に負傷

▲イ・ヨンチャン神父
［出処:チョン・ヒョンジン記者］

済州道江汀村に常駐して海軍基地建設反対運動を続けてきたイ・ヨンチャン神父 (イェズス会)が拘束された。

10月24日午後1時頃、江汀村住民と平和活動家は、海軍基地工事中断を要求して 工事車両の進入を阻止していた。この過程で平和活動家1人が連行され、イ・ヨ ンチャン神父はこれに抗議したところ連行された。連行されたイ・ヨンチャン 神父は10月26日午後2時に拘束令状実質審査を受け、午後10時頃拘束が決定した。

イ・ヨンチャン神父と共に江汀村で活動しているキム・ソンファン神父(イェズ ス会)は「いつものように生コンを防ぐ住民と活動家を警察が強制移動措置する 過程で無理な鎮圧をしたようだ」と当時の状況を伝えた。現在イ・ヨンチャン 神父は警察との小競り合いで歯4本を負傷し、薬品治療を受けている。

イ・ヨンチャン神父の弁護を担当する民主社会のための弁護士の会のペク・シ ンオク弁護士は「イ・ヨンチャン神父が座り込みを始めた8月8日から警察側は 毎日業務妨害と記載した。前に神父様に拘束令状が請求されて棄却された後、 毎日『犯罪事実記録』をつけてきた」とイ神父の拘束の背景を説明した。ペク 弁護士は、「ひとまず拘束適否審査を請求する予定だ。そしてイ神父の健康が とても良くないので、起訴前保釈を請求する計画もある」と話した。

キム・ソンファン神父は「イ・ヨンチャン神父が今週中に刑務所に移される」 とし「神父が警察と争って拘束までされる江汀の状況は極限に行っている」と 惜しんだ。(記事提携=いまここ)

▲江汀村で「生コン神父」と呼ばれるイ・ヨンチャン神父が海軍基地工事を防ぐために体当たりをしている。［出処:チンダルレ(ツツジ)山川］

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
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