本文の先頭へ
LNJ Logo 韓国:済州平和活動家、海軍基地工事現場ケーソンで高空デモ
Home 検索
 




User Guest
ログイン
情報提供
News Item 1346950531227St...
Status: published
View


済州平和活動家、海軍基地工事現場ケーソンで高空デモ

世界自然保全総会開催に先立って「海軍基地建設中断」を要求

チャムソリ編集チーム 2012.09.06 11:43

済州で世界自然保全総会(WCC)が開かれる9月6日午前3時頃から、済州海軍基地 に反対する江汀平和活動家5人が和順港ケーソン製作場のケーソンに上がり、 平和デモを行った。

平和守備隊は『NO NAVAL BASE IN JEJU』、『江汀に平和、クロムビが愛してい る』、『自然と平和破壊する済州海軍基地建設中断しろ』等の句が書かれた 大型横断幕を30メートルのケーソンの上で広げた。

[出処:チャムソリ]

[出処:チャムソリ]

午前7時30分頃に現場に出動した職員により、横断幕はすべて外され、守備3人 は30メートルのハシゴで引き降ろされた。残った守備2人は1時間以上平和デモ を行い、9時頃サムスンとデリムの用役に引き降ろされた。この過程で暴行が起 き、下で見ていた他の平和守備隊がこれを目撃した。

現場を目撃した平和守備によれば、「9時頃に2人の守備を制圧するため、サム スンとデリムの用役がクレーンにコンテナのような構造物を付けて、その上に 上がり、守備がいるケーソンの上に接近した。これは捜査権もない用役の逮捕 の試みで、殺人行為」とし「守備隊を暴力的に制圧し、現在5人全員が和順港の ケーソン工事現場に閉じ込められている」と伝えた。

現在、彼らが閉じ込められている現場に江汀村会関係者、平和守備、江汀住民 が接近しようとしたが警察兵力に阻止されている。

[出処:チャムソリ]

江汀村会は緊急声明で「江汀住民の最低の合意も得ず不法と違法、公権力を借 りて強行されている済州海軍基地工事は、いかなる理由でも容認できない」と し「政府と海軍は、安保のために平和の島、済州に軍事基地を作るというが、 断言するが済州海軍基地はこの国の安保を強化するどころか国民の安全と平和 をさらに脅かす巨大な不幸の根源として存在するようになる」と明らかにした。

江汀村会は「江汀近海が激しい波で港の建設に適さないところだということを 自然自らが最近の台風で立証した」とし「済州海軍基地工事現場のフェンスが 飛び、工事の核心の防波堤工事の骨格になる8千800トンの巨大なケーソンは激 しい波で深い水中に沈み、あちこちが壊れて廃棄物のように江汀近海に転がっ ている」と指摘した。

江汀村会は、これらの廃棄物に対し海軍とその施工者のサムスン、デリムが 「7つもの巨大な廃棄物を片づけようともせず、相変らず新しいケーソンを作る ことに余念がない」とし、平和活動家が和順港のケーソン製作現場で平和デモ をする理由を間接的に説明した。

[出処:チャムソリ]

[出処:チャムソリ]

一方、江汀村会は世界自然保全総会開催に関し「人間が自然と共生する道を探 すために、全世界の環境運動家が済州で国際会議を開く」とし「だが、こちら 江汀でいかに大きな自然破壊が強行されているかはまだ広く知られていない。 今、済州は常識を拒否する者が行なう反環境、そして反生命の現場」とし、 環境運動家と市民の連帯を訴えた。

続いて「全力でこのケーソンのような巨大な権力と戦う」とし、済州海軍基地 の白紙化と江汀の平和、皆の平和のために闘うことを宣言した。(記事提携= チャムソリ)

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンスバージョン2:営利利用不可仮訳 )に従います。


Created byStaff. Created on 2012-09-07 01:55:31 / Last modified on 2012-09-07 01:55:31 Copyright: Default

関連記事キーワード



世界のニュース | 韓国のニュース | 上の階層へ
このページの先頭に戻る

レイバーネット日本 / このサイトに関する連絡は <staff@labornetjp.org> 宛にお願いします。 サイトの記事利用について