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日本の平和活動家の入国禁止は不当..人権委提訴

「平和活動家の自由な国際交流を妨害するのは人権弾圧」

ソ・ドンヒョン修習記者 2012.01.18 13:30

韓国への入国を拒否された日本人平和活動家の入国禁止措置の解除を要求する 記者会見が1月18日午前、国家人権委員会前で開かれた。

日本の平和活動家、山口ユキコ(女、56歳)氏と迫田ヒデフミ(男、47才)氏は、 2011年8月26日に済州で開かれた国際平和フォーラムに参加するため済州空港 から入国しようとしたが、空港当局に入国を拒否された。

当時、済州空港の入管当局は入国拒否の理由を説明せず、当事者の異議申請を 受け入れなかった。入国拒否された迫田ヒデフミ氏は当時、子供と一緒だった ため、当日出国し、もう1人の山口ユキコ氏は3日間抑留され8月28日に強制送還 された。

帝国主義反対アジア共同行動(AWC)、民主労働、平和と統一を開く人々が主催した この日の記者会見で、国際平和活動家への政府の不当な禁止措置を糾弾した。

アジア共同行動のホ・ヨング共同代表によれば、迫田ヒデフミ氏は去る2010年の G20首脳会議前の8月にも入国を拒否されたことがあるという。そして2011年の 5月には韓国に入国したが、8月の江汀村に関する済州訪問でまた入国を拒否された。 これは韓国政府の国際活動家への弾圧だという。

彼らは記者会見文で「何の理由もなく入国を禁じるのは国際法や韓日両国交流の 原則に反し、平和活動家の自由な国際交流を妨害するのは人権の弾圧だ」と主張した。

また、彼らは昨年11月から韓国と日本で『韓国政府および韓国法務部-入管当局 による日本の反戦平和活動家入国禁止措置を糾弾し、撤回を要求する韓日共同声明』 についての署名運動を行なってきた。日本で268人、韓国で126人など韓日両国の 良心的な社会活動家394人の署名を集め、国家人権委に陳情することにした。

記者会見の後に、入国禁止者の異議申請を受け入れず送還指示書に署名を強要した 点と、3日間の抑留の過程で人権侵害がなかったかについて、国家人権委の 人権相談センターに陳情書を提出した。

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンスバージョン2:営利利用不可仮訳 )に従います。


Created byStaff. Created on 2012-01-19 09:21:19 / Last modified on 2012-01-19 09:21:21 Copyright: Default

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