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ホームエバー蔚山店、賃金不払いで労組が強制差し押さえ

イーランド、派遣勤務勤労時間と認めず、法院が強制措置

イ・コンマム記者 iliberty@jinbo.net / 2008年03月25日18時29分

イーランドグループが賃金を払わず、事務備品を強制的に差し押さえられた。

▲法院執行官がホームエバー蔚山店事務室に到着した。[出処:蔚山労働ニュース]

ホームエバー蔚山店で働いていたハ・ナムスク氏など27人は、ポイント期間の 2005年12月25日から31日、2006年1月1日から3日、ソウル市上岩洞のワールドカッ プ店とパンハク店に支援に行った。しかしイーランド会社側はこれを正常勤務 と認めず、休業スケジュールとして、賃金を支払わなかった。100万ウォンを若 干越える金額だった。

その後、ハ・ナムスク氏など27人は、労働部蔚山支庁に「正常勤務を休業スケ ジュールとして、賃金を支払わないのは不当」と陳情し、労働部は昨年4月9日、 不払い賃金の支払いを命令した。だがイーランド使用者側はこれを履行しなかっ た。そのためイーランド一般労組蔚山分会が民事訴訟を提起し、法院は労組の 手をあげた。

こうした法院の決定にもかかわらず、イーランドは動かなかった。結局労組は 3月18日、蔚山地方裁判所に差し押さえ申請を行い、今日(3月25日)、法院は執 行官にホームエバー蔚山店に差し押さえ決定文を告示するよう決定した。

▲差し押さえられるホームエバー蔚山店4階事務室。蔚山地方裁判所執行官とホームエバー管理者、イーランド労組蔚山分会キム・ハックン分会長。[出処:蔚山労働ニュース]

イーランド一般労組蔚山分会は今日の午後、差し押さえ強制執行のために法院 の執行官と共にホームエバー蔚山店管理事務室に行き、コンピュータ14台と金 庫、コピー機、エアコン、ビームプロジェクターなどを強制差し押さえした。

▲事務室にあるコピー機に仮差押さえの赤いラベルが張られた。[出処:蔚山労働ニュース]

[出処:蔚山労働ニュース]

イーランド一般労組蔚山分会のキム・ハックン分会長は「イーランド使用者側 はこれまで他の支点に派遣勤務に送り、移動時間を勤務時間から除外してきた」 とし「労働部と法院の決定で、当然移動時間も勤務時間に含まれるべきだとい うことが確認された」と指摘し、「しかしイーランド使用者は、まだこれを認 めず、職員全体に適用していない」とし「労組は会社が法院の決定を履行させ、 履行しない部分には告訴告発を続ける」と述べた。

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンスバージョン2:営利利用不可仮訳)に従います。


Created byStaff. Created on 2008-04-07 03:26:51 / Last modified on 2008-04-07 03:26:53 Copyright: Default

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