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イーランド労組のキム・ギョンウク委員長、執行猶予で釈放

裁判所、「新法の施行で現れた副作用」

イ・コンマム記者 iliberty@jinbo.net / 2007年10月22日15時56分

イーランド一般労組のキム・ギョンウク委員長が釈放される。

▲イーランド一般労組キム・ギョンウク委員長/チャムセサン資料写真

今日(10月22日)午後3時、ソウル西部地方法院で開かれた最終宣告公判で、裁判 所はキム・ギョンウク委員長に懲役10か月、執行猶予1年を宣告した。そのため キム・ギョンウク委員長は今日中に現在収監されている永登浦拘置所から釈放 される予定だ。

裁判所は宣告公判で、ニューコア-イーランド労働者の状況に対して「新しい法 が施行されたことで、社会安全網もない低所得層勤労者の環境が急激に変化し たことで現れた副作用」と指摘した。

続いてニューコア-イーランド労働者の占拠座り込みに対して「合法的なストラ イキを行っていたが、交渉が中断したことで選択したものであり、代替労働が 可能な部分なので、業務の障害にならないと思われる」とし「組合員が店の中 の物を保護しようとし、器物破損を止めようとした点と、カルフ買収時に雇用 保障が明文化されていたが会社側がこれを履行しなかった点などが認められる」 と明らかにした。またキム・ギョンウク委員長に老齢の母がいる点も考慮され たという。

▲7月20日、連行されるキム・ギョンウク委員長/チャムセサン資料写真

裁判を傍聴したある組合員は「入試発表の時より手に汗をかいた」とし「スト ライキに入ってから100日の中で今日が一番幸せだ」とうれしい心を伝えた。組 合員たちは、午後7時、国会前で歓迎会を開催する予定だ。

キム・ギョンウク委員長はホームエバー上岩店で座り込みを行い、21日目の 去る7月20日、警察に強制連行された。

一方、イーランド一般労組のイ・ナムシン首席副委員長とイ・ギョンオク副委 員長も、11月初めに宣告公判が予定されている。

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンス:営利利用不可・改変許容仮訳)に従います。


Created byStaff. Created on 2007-11-05 03:54:30 / Last modified on 2007-11-05 03:54:30 Copyright: Default

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