韓国:3・8女性の日、「セクハラ特別法の制定を」 | |||||||
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3・8女性の日、「セクハラ特別法の制定を」約3000の女性労働者、非正規職撤廃、生活賃金争奪、労働時間短縮などを要求
ユン・ジヨン記者 2012.03.08 19:14
3・8女性の日をむかえ、約3000人の女性労働者が『女性労働権争奪、セクハラ 禁止法制定、労働時間短縮』等を要求して街に出た。 民主労総は3月8日午後3時30分、ソウル駅広場で104年目の国際女性デー記念 『民主労総女性労働者大会』を開催し、女性労働の核心問題を提起した。政府 が女性非正規職処遇問題と職場内セクハラ禁止特別法制定、生活賃金争奪、 勤労時間短縮などの問題を優先的に解決しろという主張だ。 「19代総選挙、セクハラ禁止法制定争奪する」特に民主労総は、セクハラの死角地帯に置かれている非正規職女性労働者の ためのセクハラ特別法制定を要求した。 民主労総のキム・ヨンフン委員長は、「昨年、現代車牙山工場の社内下請女性 労働者のセクハラ事件は、非正規職女性労働者の地位を断片的に表わした」 とし「女性労働者差別の象徴で、労災でもあるセクハラ問題の解決のために、 民主労総は19代総選挙でセクハラ禁止法制定を実現する」と明らかにした。 現在、民主労総は法律専門家などと共にセクハラ法制度改善案を作るために、 内部ワークショップなどを進めている。彼らは『仕事と家庭の両立および男女 雇用平等に関する法律』の改正、補完などの外にも、特別法形態の『雇用関連 セクハラ禁止法(仮称)』といった別途の法案を作る計画だ。 民主労総と共に、セクハラ禁止法制定を進めている公益弁護士グループ共感の ユン・ジヨン弁護士は、「現代車社内下請セクハラ事件をはじめ、女性非正規職 労働者がセクハラの後も2次加害などに苦しむのは、法の不備のため」とし、 「セクハラに関する法律の『仕事と家庭の両立および男女雇用平等に関する法律』 には事実上、被害復旧や問題解決などがない」と説明した。 続いてユン・ジヨン弁護士は「安定した女性労働者だけでなく、特殊雇用、派遣、 非正規職女性労働者も保護されるように、主体を拡張した法を新しく作るべきで、 そのためのセクハラ特別法を準備している」とし「今年、セクハラ特別法を作り、 新しい国会で必ず該当法を制定する」と強調した。 非正規職撤廃、生活賃金争奪、労働時間短縮を要求女性労働権確保のために、非正規職撤廃、生活賃金争奪、労働時間短縮を実現 しなければならないという声も高かった。 公共運輸労組ソウル京畿支部のイ・ヨンスク高麗大分会長は「ソウル京畿支部 の全組合員が団体交渉で最低賃金を越える生活賃金を争奪する戦いをしている」 とし「最低賃金も受けられず、奴隷生活をする女性労働者の希望になれるように 生活賃金争奪を必ず実現する」と明らかにした。 保健医療労組のイム・ミギョン梨花医療院支部長も「病院の女性労働者は3交代 勤務で不妊が多く、早産の割合も9倍高く、子供を産んでも業務時間のため一般 の保育施設は利用できない」とし「女性に良い職場にするための法制度的改善 が必要だ」と強調した。 これについてキム・ヨンフン委員長は、「長時間労働と不安定な労働、女性 非正規職化の拡散を防ぐため、民主労総は1-10-100闘争で、まず派遣法撤廃と 非正規職法撤廃のための法改正闘争に突入する」とし「4.11総選挙後の政治 ゼネストで女性が平等な世の中のために前進していく」と明らかにした。 一方、民主労総はこの席で政府と政界に対し、△セクハラ禁止法(仮称)制定、 △積極的雇用改善措置政策強化、△差別的な性別分離職群廃止、採用と昇進で の女性割当制、△最低賃金値上げ、生活賃金争奪、△ケア労働者労働権、健康権 強化、ケア労働社会化、△非正規職母性保護強化、△育児休職給与値上げ、国公立 保育園拡大、△性平等的な労働時間短縮、△大型流通業社の営業時間短縮および 週休店制特別法制定、△女性長期闘争事業場解決を要求した。 彼らは決議文で「われわれはこうした3.8女性要求を貫徹するために職種を越え、 世代を越えて連帯することを決意する」とし「また非正規職だという理由で、 女性だという理由で、二重三重に弾圧される女性労働者として、女性労働権争奪、 性平等的な世の中のために2012年民主労総ゼネスト闘争の先鋒に立つ」と述べた。 翻訳/文責:安田(ゆ)
Created byStaff. Created on 2012-03-09 02:50:55 / Last modified on 2012-03-09 02:51:01 Copyright: Default このフォルダのファイル一覧 | 上の階層へ |