韓国:10日にストをする医師協会「医療営利化の問題」 | |||||||
Menu
おしらせ
・レイバーフェスタ2024(報告) ・レイバーネットTV(12/11) ・あるくラジオ(10/10) ・川柳班 ・ブッククラブ(2025/1/11) ・シネクラブ(9/1) ・ねりまの会(10/12) ・フィールドワーク(足尾報告) ・三多摩レイバー映画祭 ・夏期合宿(8/24) ・レイバーネット動画 ●「太田昌国のコラム」第97回(2024/12/10) ●〔週刊 本の発見〕第371回(2024/12/26) ●「根津公子の都教委傍聴記」(2024/12/19) ●川柳「笑い茸」NO.158(2024/10/26) ●フランス発・グローバルニュース第15回(2024/12/24) ●「飛幡祐規 パリの窓から」第96回(2024/12/5) ●「美術館めぐり」第6回(2024/12/23) ★カンパのお願い ■メディア系サイト 原子力資料情報室・たんぽぽ舎・岩上チャンネル(IWJ)・福島事故緊急会議・OurPlanet-TV・経産省前テントひろば・フクロウFoEチャンネル・田中龍作ジャーナル・UPLAN動画・NO HATE TV・なにぬねノンちゃんねる・市民メディア放送局・ニュース打破配信プロジェクト・デモクラシータイムス・The Interschool Journal・湯本雅典HP・アリの一言・デモリサTV・ボトムアップCH・共同テーブル・反貧困ネットワーク・JAL青空チャンネル・川島進ch・独立言論フォーラム・ポリタスTV・choose life project・一月万冊・ArcTimes・ちきゅう座・総がかり行動・市民連合・NPA-TV・こばと通信
|
10日にストをする医師協会「点数引き上げではなく医療営利化の問題」「セヌリ党、民主党」は医師協のストに反対の立場...「国民の健康権侵害」
ユン・ジヨン記者 2014.03.03 11:31
3月10日のストライキを予告している大韓医師協会(医師協)が早期集中的な闘争により、政府と遠隔診療など医療営利化問題を決着させる意志を明らかにした。 特に、医療営利化に反対する世論を利用して医師協が診療報酬点数の引き上げを試みようとしているのではないかという疑いにも 「今回のストライキは健康保険制度全体の構造的な改革と医療営利化政策阻止のため」だと一蹴した。 医師協がストライキを予告したことで、セヌリ党と民主党は反対の立場を明確にした。 セヌリ党は医師協の集団休診には名分がないと批判し、民主党は医師協の集団休診が国民の健康権を侵害すると憂慮した。 [出処:チャムセサン資料写真] 医師協は、会員に対してストライキ賛否投票を実施し、3月1日に76.69%の賛成で来る10日からストライキに突入することにした。 盧煥圭(ノ・ファンギュ)医師協会長は3月3日、MBCラジオの[シン・ドンホの視線集中]とのインタビューで、 「マスコミや政府から見れば思ったより賛成率が高いかもしれないが、私たちが見れば予想通りだった」とし 「現在の健康保険制度、医療制度は非正常的な制度であり、医者たちの絶望と怒りがつもっている状況で、政府が遠隔診療と医療営利化政策を持ち出したので、医者たちがさらに強く怒るようになった」と明らかにした。 来る10日、医者たちの実際のストライキ参加率に関しては 「ストライキに参加する医師は多くないだろうというのは政府の予想でしかない。 政府はストライキ賛否投票にも20%しか参加しないと展望したが、参加率はもっと高かった」とし 「2000年の医薬分業当時には1年間闘ったが、今回は早期の集中的な闘争で政府と今回の懸案を終わらせる」と明らかにした。 政府の立場の変化に関しても 「政府でも多くの医師が参加するストライキは負担にならざるをえず、何らかの形でけりがつくと思う。 特に政府がしようとしている遠隔診療と医療営利化政策は名分も少ない」とし 「医師協会と全ての保健医療団体の理解と協調がなければ施行できる政策ではないので、政府は政策を撤回したりひとまず延期しなければならないだろう」と主張した。 2月18日、保健福祉部と医師協会が発表した医療発展協議会の協議の結果と過程についても立場を明らかにした。 この日、保健福祉部は医師協と、遠隔医療および営利子会社などに合意したと明らかにしたが、盧煥圭(ノ・ファンギュ)会長をはじめとする指導部はこれを全面的に否定した。 盧煥圭会長は「交渉開始から医師協は協議の結果についてストライキ賛否投票を行い、可決すれば3月3日にストライキを予定しているということを政府と協議した」とし 「これにより政府と医師協は協議の結果だけを発表したが、政府がそれを『合意』したと発表したことで混乱が発生した。 医師協交渉団が政府と合意をした事実はない」と釘を刺した。 医師協が医療営利化反対の世論を利用して、報酬点数の引き上げを試みようとしているのではないかという疑いについても釈明した。 盧会長は「政府でそんな話をしているが、医師協は点数のことを話したことはない」とし 「医師協は健康保険制度の構造的改革を話している。 国民のうち2900万人が民間医療保険に加入している状況なので、国民が民間医療保険に二重加入しなくても、公保険一つに加入するだけで基本的な保障を受けられる制度を作ってくれと言うこと」と説明した。 一方、医師協がストライキ突入を予告したことについて、セヌリ党と民主党は反対の立場を明確にした。 セヌリ党国民健康特別委員会は3日午前、国会正論館で記者会見を行い 「国民の生命と健康を担保とする大韓医師協会の政治的集団休診は、必ず政府が阻止しなければならない」とし 「医師協が主張する『医療営利化反対』、『遠隔診療反対』、『保健医療制度改善』等はストライキの正当性を持たない」と批判した。 民主党のキム・ヨングン首席副報道担当者も3月1日、ブリーフィングで 「民主党は朴槿恵政権が進める医療営利化を必ず阻止させるが、医師協の集団休診で国民の健康権が侵害される状況にも反対する」とし 「民主党は、医療関係者が置かれた状況と立場を理解するが、ストライキや診療拒否のような極端な行動に同意するのは難しいという点をはっきりさせたい。 今回の賛否投票で高い賛成率を見せても全面ストライキなどの行動を自制するよう再度要請する」と明らかにした。 しかし正義党の千皓宣(チョン・ホソン)代表は3月3日午前、商務委で 「政府の一方的な医療営利化政策に、国民はもちろん、一線で患者を診療している医者の多くが反対している」とし 「政府はこれを医療点数引き上げのためのストライキだと悪意的に追い込んだり、集団利己主義と罵倒してはいけない。 政府は集団休診が現実になる前に、国民と医者の声に耳を傾け、一日もはやくこの事態を収拾しなければならない」と強調した。 翻訳/文責:安田(ゆ)
Created byStaff. Created on 2014-03-04 07:21:00 / Last modified on 2014-03-12 01:08:10 Copyright: Default このフォルダのファイル一覧 | 上の階層へ |