韓国:「サムスン・ソウル病院、保健機関の上に君臨」 | |||||||
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「サムスン・ソウル病院、保健機関の上に君臨する形…聖域のようだ」保健当局を無視した自主管理が問題に...「サムスン、政府のMERS統計と別に」
キム・ヨンウク記者 2015.06.09 11:40
朴元淳(パク・ウォンスン)ソウル市長が6月8日、 「サムスン・ソウル病院に要求した資料は、まだ受け取れていない」と話し、 サムスン・ソウル病院に対する聖域の議論が強く起きている。 サムスン・ソウル病院の応急室で感染したMERS患者は、6月8日には34人に増え、 MERSの2次拡散の震源地と指名され注目を集めている。 保健医療団体連合のチェ・ギュジン企画局長は、保健当局がサムスン・ソウル病院に特典を提供したという疑惑があることに対し 「確証はないが、特典の疑惑が出て来ざるを得ない様々な情況が把握されているのは事実」とし 「確診患者に対し、サムスン自ら独自に確診をすると話したこと、 保健当局の公式の措置に従わず独自の調査、独自の措置を続ける動きを見せており、 事実上、公的機関がサムスン・ソウル病院を例外にし続けている情況は、 かなりの疑いを持たせる」と指摘した。 [出処:サムスンソウル病院ホームページ画面キャプチャー] チェ・ギュジン局長は6月9日午前、CBSラジオとのインタビューで 「14番患者がサムスン・ソウル病院の応急室にいた時、 応急室に行き来した医師に対し、しっかり措置されていなかったのは明らかだ」とし 「応急室に14番患者が二日以上放置されていたこと自体がとても重要な大問題だった」と指摘した。 チェ・ギュジン局長は、パク・ジェホン アンカーが 「サムスン・ソウル病院が『自主的にCCTVを分析し、隔離者を判断した』と言う態度を見ると、 サムスン・ソウル病院が疫学調査の主導権を握っているという感じがする」と指摘すると、 「それが最大の問題」だとし、「すでに自主的に収拾し、拡散の口実を与えた部分が少なからず発見されているのに、 国家的な災難状況でコントロールタワーの立場にある保健当局に対し、 積極的に協力する姿勢が必要だ。 後続措置が遅れるのではないか、とても心配だ」と答えた。 保健政策におけるサムスン・ソウル病院の位置付けについては 「MERSへの対処の状況から見ると、(サムスンソウル病院は)疾病管理本部や保健機関より上に君臨している形で、 とても統制できない聖域のように感じられるのは事実」だと評価した。 彼は「病院隔離措置や病院閉鎖について、サムスン・ソウル病院だけは例外の状況」とし 「朴元淳ソウル市長のような人たちは、情報もきちんと受け取れないというが、 これはソウルサムスン病院が自主的に行うという意志で、今はこんなことがあってはならない」と強調した。 チェ・ギュジン局長は「サムスン・ソウル病院との利害関係がない第三者による公的な疫学調査を行い、 徹底して調査が行われて、また、それに対する後続措置が取られるべきだ」とし 「サムスン・ソウル病院の協力の下でできるだけ早く行うべきだ」と要求した。 新政治連合の金容益(キム・ヨンイク)議員もサムスン病院のために病院名の公開を遅らせたのではないかという指摘に対し 「基本的に、問題はサムスン・ソウル病院のMERS管理を福祉部が直接せず、 病院が大きく専門家が多いので、そのままサムスン病院に任せていたようだ」と指摘した。 金容益議員は6月8日の晩、 CBSラジオとのインタビューで 「福祉部のMERS統計には、サムスン病院の資料は入っておらず、 福祉部が集計した患者数とサムスン病院が集計した患者数が別途に二重になっている」とし 「自分たちの病院にいる患者や医療関係者は管理できるだろうが、 病院の外に出て行った患者(看病した患者)が、また病気を広げているのに、 サムスン病院は看病をした保護者たちのリストが把握を出来ていない」と批判した。 翻訳/文責:安田(ゆ)
Created byStaff. Created on 2015-06-10 17:02:49 / Last modified on 2015-06-10 17:02:50 Copyright: Default このフォルダのファイル一覧 | 上の階層へ |