KTX女性乗務員も鉄道労組ストに参加

鉄道労組11日決意大会、 全国5地域で約1万人が参加

イコンマム記者 iliberty＠jinbo.net

鉄道労組が11日、全国5地域(ソウル、釜山、栄州、大田、順天)で決意大会を 開き、3月1日に予定されている全面ストの決意を一段階高めた。今回の集会に は、ソウルから3000人、釜山から2500人、栄州1500人、順天1300人、大田1500 人など、全国的に約1万人の組合員が参加した。

11日、龍山駅で開かれた決意大会/鉄道労組

KTX列車乗務支部、88%賛成で鉄道労組ストライキ参加決定

また、昨年12月2日の組合員総投票で鉄道労組に加入した鉄道内唯一の非正規 職労組であるKTX列車乗務支部も、9〜11日に争議行為賛否投票を行い、88%の 賛成でストライキに参加することに決め、鉄道労組のストライキに加勢した。 ソウルKTX列車乗務支部のミンセウォン支部長は「賛否投票の結果が語るよう に、闘争の熱気は驚くほど」とし、「3月1日鉄道労組のストライキ勝利の一翼 を担う」と述べた。2003年の闘争で正規職化を勝ち取ったセマウル女乗務員も 合意事項遵守を要求してゼネストに参加する予定だ。

鉄道労組は「非正規職差別撤廃および労組活動保障」を核心要求案に打ち出し ている。

11日の集会で、キムヨンフン鉄道労組委員長は「3月1日の鉄道労働者全面スト は、列車の安全と公共鉄道を守るための歴史的闘争だ」とし「公社の立場が変 化しなければ、ストライキは避けられない。公社側が進んだ案を出すのを期待 する」と明らかにした。

鉄道労組、公社側と10次交渉進行、これと言った成果なく

一方、鉄道労組は10日に公社側と10回目の交渉を行ったが、交渉開始3時間後 に何の成果もなく終わったという。鉄道労組は「10次交渉は公社側の無事安逸 を見せた代表的交渉だ」と強く批判した。

交渉で公社側は「無人駅を拡大しても事故は昨年4件に過ぎない」とし、無人 駅拡大の根拠を提示した。これに対して鉄道労組は「公社側の主張は現実を度 外視する行政だ」と主張し「人員補充なく外注-無人化を増やすだけでは市民 の安全と列車の安全が深刻な状態に直面するだろう」と公社側に警告した。

鉄道労組は14日、鉄道、地下鉄、貨物、タクシーなど運輸4組織が共同闘争を 決意する記者会見を行う予定で、18日には運輸4組織決意大会を開催する予定 だ。

2006年02月13日15時14分

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
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