韓国:セマウル号乗務員外注委託強要 | |||||||
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鉄道公社、セマウル号乗務員外注委託強要直接雇用非正規職285人に解雇通知書 「正規職化負担回避のために解雇」 イ・コンマム記者 iliberty@jinbo.net / 2006年12月05日19時03分 鉄道公社、乗務業務外注委託に続いて直接雇用非正規職集団解雇通知 鉄道公社がKTX乗務員に続いてセマウル号乗務員もKTX観光レジャー(株)に外注 委託する計画を明らかにし、鉄道労組は5日、ソウル駅前で「セマウル号乗務 業務および直接雇用非正規職外注化計画撤回のための鉄道労働者決意大会」を 開いた。この日の集会には鉄道公社非正規職、正規職労働者約200人が参加した。 鉄道公社は乗務業務の外注委託に続き、12月にはソウル車両管理団に所属する 契約職80人、大田120人、釜山85人など、計285人の直接雇用非正規職に解雇通 知書を送った。これに対して鉄道労組は「非正規法案通過以後、直接雇用非正 規職の正規職化負担が生じ、直接雇用非正規職労働者をすべて解雇する事態が 発生している」と説明する。 政府が非正規職を保護するために作った法案が、なぜ実効性がないのか、むし ろさらに多くの非正規職を量産するのか、最大の公企業である鉄道公社が如実 に示しているのだ。鉄道公社は、最終的には政府の公共部門非正規対策が言う 「非核心業務」と規定されるすべての部分を外注委託する計画と思われる。 雇用安定ために委託正規職にするといいながら委託契約は1年ごとに? セマウル号乗務員は、11月24日の賃金交渉の場で李哲鉄道公社社長が「労働組 合や本人の同意なく強制委託はしない。これ以上の解雇通知はない」と語った が、同日セマウル号乗務員が所属する列車事務所長は乗務員との個別面談を行 い「KTX観光レジャーや役務契約職転籍に同意しなければ解雇するほかはない」 と語り、労働者の怒りをかっている。 鉄道公社は「現在契約職で運営されているセマウル号乗務員を系列会社の正規 職に転換し、勤労条件を改善して安定した雇用を保障」するために、セマウル 号の乗務員をKTX観光レジャーに転籍しろと要求している。しかしKTX観光レ ジャーと鉄道公社の委託協約期間は1年で、安定した雇用を保障するどころか 転籍とともに1年ごとの雇用不安を感じなければならない。 キム・サンミ・ソウル列車乗務セマウル号乗務員副会長は「2004年1月に入社 した当時、鉄道公社では望めば再契約が可能だと約束していた」とし「契約条 件も提示されずに転籍同意書にサインをしろと要求するのは不当だ」と語り、 「外注委託が撤回されるまで闘争しよう」と声を高めた。 イ・チョルウィ鉄道労組未組織非正規職特別委員会代表は「鉄道公社は公社内 のすべての非正規職を外注委託化しようとしている」とし「見せ掛けだけの正 規職化・外注委託を直ちに撤回しろ」と要求した。 「正規職化の負担を避けるために外注委託」 集会の参加者は決議文で「鉄道公社は外注化計画はまだないと言い続けていた が、今は外注化計画に素直に応じなければ解雇すると脅迫している」とし「鉄 道公社は非正規職の正規職化の負担を回避するために外注委託会社での正規職 化を持ち出した。最も早くセマウル号乗務業務自体を外注化しようと試みてい る」と現状況を説明した。 続いて「鉄道労組は外注化計画の本質である鉄道商業化政策と構造調整政策を 対内外的に宣伝して社会的公憤を拡散させ、非正規職と正規職ではない鉄道労 働者は一つだという意識で闘争し、結集する」とし「鉄道公社外注委託化計画 が撤回されるまで闘争する」と宣言した。 翻訳/文責:安田(ゆ)
Created byStaff. Created on 2006-12-06 09:05:01 / Last modified on 2006-12-06 09:05:02 Copyright: Default このフォルダのファイル一覧 | 上の階層へ |