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「乗務員をなつかしい列車に」

労働社会団体がKTX・セマウル号乗務員復職を要求

イ・コンマム記者 iliberty@jinbo.net / 2007年06月12日14時10分

鉄道労使、整理解雇乗務員の復職優先で協議中

KTX、セマウル号の乗務員が整理解雇撤回および直接雇用要求を叫んで闘争を 続けているなか、市民社会労働団体が12日、ソウル駅前で記者会見を開いて また鉄道公社の前向きな態度を要求した。

現在、鉄道労使はKTX、セマウル号乗務員の復職問題をめぐって労使協議を進 めている。鉄道労組によれば、二回の労使協議では労使双方が解雇されたKTX、 セマウル号乗務員の復職を優先することに意見を一致させ、良い結果を期待し ている状況だ。

▲イ・ジョンウォン記者

「鉄道公社、非正規職弾圧事業場」

記者会見には民主労総のチュ・ボンヒ副委員長を初め民主労働党ソウル市党の チョン・ジョングォン委員長、公共運輸連盟のイム・ソンギュ委員長、鉄道労 組のオム・ギリョン委員長などが参加したほか、ペク・キワン統一問題研究所 所長も参加した。

公共運輸連盟のイム・ソンギュ委員長は「今朝、非正規法施行令が国務会議を 通過した。とてもみじめだ」とし「87年の6月抗争を国家記念日にして行事を 行ったのに、彼らは7、8、9労働者大闘争に対しては話ができない。なぜなら そこにいた人々がすべて非正規職労働者を弾圧し、非正規職を量産する地位に いるためだ」と話した。

続いてKTX支援対策委のヤン・ハヌン委員長は「乗務員の問題は、最初は目の ゴミのように鉄道公社が軽く思ったかもしれないが、今は胸に大クギが刺さっ ているようなもの」とし、「李哲社長が後で食事をしようと言っても、乗務員 の問題を解決せずにはならないこと」と指摘した。

▲イ・ジョンウォン記者

ペク・キワン所長もKTX、セマウル号乗務員の闘争に支持を惜しまなかった。 ペク・キワン所長は「李哲も盧武鉉も、共に闘った人々なのに、本当に悪いや つらだ」とし、「われわれは命を作っていっているから、つらくて孤独なのだ」 と話し、「皆さんの戦いは生命を作る過程だ」と支持の言葉を伝えた。

以後、記者会見の参加者は記者会見文で「民主闘士を自任していた鉄道公社の 李哲社長は、代表的な悪徳企業主になった」とし「KTX、セマウル号乗務員が 間違ったとすれば、差別と人権蹂躙、雇用不安を拒否して労働基本権と人間ら しい扱いを受けることを望んだこと」と指摘し、「女性総理も、すべての政府 部処も、与党のすべての政治家も、切迫した彼らの要求を無視した」とし、 「鉄道公社は非正規職弾圧事業場という汚名をはらすためにKTX、セマウル号 乗務員をなつかしい列車に送りかえせ」と要求した。

一方、KTX乗務員たちは2006年3月1日に外注化撤回を要求してストライキに入っ てから470日を越え、セマウル号の乗務員も外注委託を拒否したという理由で 今年の1月1日に整理解雇された。彼らは先月7日から鉄道公社大田庁舎前でテ ント座り込みを行っている。

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンス:営利利用不可・改変許容仮訳)に従います。


Created byStaff. Created on 2007-06-17 00:26:52 / Last modified on 2007-06-17 00:26:57 Copyright: Default

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