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李哲社長は財産が増え、鉄道労働者は死に

鉄道労組決意大会、KTX.セマウル号乗務員のたたかい「最後まで見届ける」

イ・コンマム記者 iliberty@jinbo.net / 2007年03月30日18時52分

KTXは開通3周年、李哲社長は公職者中財産総額2位

人間中心の鉄道?/イ・ジョンウォン記者

鉄道公社に対する2つのニュースが注目されている。

一つはKTXがこの4月1日で開通3周年をむかえるということ。これに鉄道公社は 「KTX累積利用客が1億人を突破する展望」とし「KTXは最高の人気交通手段の 位置を占めた」と広報している。

二つ目は李哲鉄道公社社長が政府公職者のうち、堂々と財産総額2位に上がっ たことだ。行政自治部が30日に明らかにした「2007年度公職者定期財産変動申告 事項公開」によれば、李哲鉄道公社社長の財産総額は103億8千8百万ウォンで、 これでも昨年より約2億8千万ウォン減った金額だ。

イ・ジョンウォン記者

しかし相変らず通りには鉄道労働者

2つのうれしい(?)知らせにも、鉄道労働者は相変らず街角に立った。KTX利用 客が1億人を越えてもKTX乗務員がいないKTXは、常時安全事故に露出されてお り、李哲鉄道公社社長は日々財産を増やしているが鉄道労働者は構造調整で 生存権を威嚇されているためだ。

これに1年以上鉄道公社とのつらい戦いを続けているKTX乗務員と、100日以上 戦っているセマウル号乗務員、そして鉄道労働者たちは30日午後2時30分、 ソウル駅で集会を開き「鉄道で働くすべての労働者は人間らしく働く 権利がある」と声を高めた。

同じ時刻、鉄道公社は白凡記念館でKTX開通3周年を迎え、特別セミナーを開い ていた。KTX乗務支部労働者たちはこの場に李哲鉄道公社社長と会いに行ったが 李哲鉄道公社社長はいつのまにか席をはずしていた。

KTX開通3周年特別セミナーが開かれた白凡記念館でKTX乗務支部組合員たちは宣伝戦を進行した。/アン・チャンヨン記者

鉄道労組、「李哲社長は破局を望んでいるのか」

鉄道労組のオム・ギリョン委員長は「予算を組む時、当然策定されなければな らない賃金が非正規職・外注委託労働者は事業費として策定されている」とし、 「鉄道公社は非正規職労働者は人間扱いもしない」と指摘し、「鉄道公社は破 局を望んでいるようだ」、「われわれは破局を望まないが、闘争のために一つ 一つ準備をしていかなければならないだろう」と語った。続いてオム・ギリョ ン委員長は「今、非正規職労働者の戦いにけりをつけるため、正規職労働者が 立ち上がる」とし、「李哲鉄道公社社長が固執し続ければ私たちができるすべ ての闘争をする」と宣言した。

ソウルKTX列車乗務支部のミン・セウォン支部長も「われわれはしなかったも のはないほど、すべてやった」とし「最後を見届けるまで闘争する」と明らか にした。

イ・ジョンウォン記者

集会の参加者は宣言文で「鉄道労組は鉄道公社の非人間的労働者差別政策をう ち破り、乗務員の闘争を勝利に導く明らかな責任があることを痛感する」とし、 「鉄道労働者は政権と資本が分けた正規職、非正規職、外注委託職の区別を越 えて闘争しており、労働組合の旗の下に一つに固まる」と明らかにした。

続いて「KTX、セマウル号乗務員の仲間は鉄道労組に労働運動の方向性を示す 明らかな羅針盤になった」とし「連帯と団結は、われわれの労働運動が一時も 忘れてはならない平凡な真理で、鉄道労組は行動で証明する」と声を上げた。

一方、鉄道労組は3月28日に労使協議を行ったが、互いの立場を確認しただけ で、特別な成果なく終わった。ひとまずソウル駅前のテントを撤収して新しい 闘争を計画する予定だ。

イ・ジョンウォン記者

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンス:営利利用不可・改変許容仮訳)に従います。


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