本文の先頭へ
LNJ Logo 韓国:セマウル号乗務員、テント座り込みに突入
Home 検索
 




User Guest
ログイン
情報提供
News Item 1167152109539St...
Status: published
View


セマウル号乗務員、テント座り込みに突入

「鉄道公社が 非正規職の抵抗を押さえるために予告なく委託」

イ・コンマム記者 iliberty@jinbo.net / 2006年12月18日11時35分

イ・ジョンウォン記者

セマウル号乗務員、「鉄道公社の嘘にこれ以上やられてばかりはいられない」

KTX乗務員に続き、鉄道公社がセマウル号乗務員も外注委託を進めているが、 ソウル列車支部所属のセマウル号乗務員が15日、総会を開いて17日の午後2時 からソウル列車乗務事業所前でテント座り込みに突入した。

セマウル号乗務員は15日に記者会見を開き、「鉄道公社のさまざまな策略と嘘 にこれ以上やらられてばかりはいない」とし「顧客に対してしっかりとした安 全とサービスを提供する乗務員として働き続けられるように力強く闘争する」 と語った。

鉄道労組、闘争の水準を高める

11月28日から30日まで、鉄道公社はセマウル号乗務員に対し契約満了通知を 郵送、「KTX観光レジャーでは、現在勤務中のセマウル号乗務員全員に対して 本人が希望すれば正規職乗務員として雇用する予定」と解雇を前提にした 移籍を強要している状況だ。

鉄道公社は3月に子会社のKTX観光レジャーとセマウル号乗務業務委託協約を締 結した。期間は1年だ。鉄道公社は現在のセマウル号乗務員を委託業者の正規 職として再雇用すると言っているが、委託業務そのものが1年契約で、乗務員 は1年ごとに雇用不安を感じる状況である。

またKTX観光レジャーはまだ現乗務員が移籍の意志を表明していない12月1日に セマウル号乗務員採用公告を出している。これに対してセマウル号乗務員は、 「鉄道公社がセマウル号乗務員の意志とは無関係に、一方的に乗務業務を外注 化しようとしているものと見られる」と強く反発している。

イ・ジョンウォン記者

セマウル号乗務員たちは記者会見で「非正規職が抵抗できないように鉄道公社 は予告なく外注委託を施行している」とし「セマウル号乗務業務外注化阻止の 闘争は、乗務員だけの闘争ではなく、鉄道労組の全労働者の闘争だ」と声を高 めた。鉄道労組運輸分科は、15日から本線列車乗務争議服着用を始め、17日電 車次長争議服着用などへと闘争の水準を高めていく計画だ。

セマウル号乗務員たちは17日、テント座り込みに突入した。/鉄道労組

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンス:営利利用不可・改変許容仮訳)に従います。


Created byStaff. Created on 2006-12-27 01:55:09 / Last modified on 2006-12-27 01:55:12 Copyright: Default

関連記事キーワード



このフォルダのファイル一覧上の階層へ
このページの先頭に戻る

レイバーネット日本 / このサイトに関する連絡は <staff@labornetjp.org> 宛にお願いします。 サイトの記事利用について