韓国:乗務員安全業務剥奪が呼んだ密陽駅KTX事故 | |||||||
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乗務員安全業務剥奪が呼んだ密陽駅KTX事故KTX支部「鉄道公社安全不感症は深刻だ」
チェ・イニ記者
flyhigh@jinbo.net / 2007年07月11日15時18分
7月8日に密陽駅で起きた事故に対して全国鉄道労働組合KTX列車乗務支部が 「KTX乗務員から安全関連業務を剥奪した時に予告されていた事故」だったと いう立場を発表した。 8日、密陽駅でソウル行KTX列車がステップに挟まった乗客の金某氏をぶら下げ たまま30メートルほどを走るという事故が起きた。運転士が早く制動をかけた ため、この乗客は大怪我はしなかったが、再び起きかねない危険千万な事故 であった。 KTX列車の中には、2004年の開通当時、列車チーム長1人、女性乗務員3人の、 安全関連の乗務員が4人が乗務し、安全とサービス業務の協業体系を維持し てきた。だが、KTX乗務業務がKTX観光レジャー(現コレイルツアーサービス) に委託され、乗務員の安全関連業務が禁止された。 これは、鉄道公社が不法派遣の問題を避けるための便法で、鉄道公社に所属す る列車チーム長と間接雇用人女性乗務員の業務を厳格に分離するために強制的 にサービス業務だけをさせるようにした。しかも現在、KTX列車内の安全とサー ビス業務を担当する乗務員は2人に減り、1人は特室内販売業務に配当されている。 KTX列車乗務支部はこれに関連して「コレイルツアーサービスで働く外注乗務 員は、きちんと安全事故に対応できない」とし「安全関連教育と業務を剥奪さ れた乗務員は安全事故に対応できない」と危険性を指摘した。 合わせて「鉄道公社李哲社長はまだ『KTX乗務員は安全業務と何も関連がなく、 サービスだけやればいい』と言い張っているが、加佐駅線路の沈下事故、KTX のダンパー脱落による砂利飛散事故は、鉄道公社の安全不感症を直接証明する もの」と指摘した。 KTX列車乗務支部は「安全のために直接雇用しろと叫んで整理解雇されたKTX乗 務員を職場に戻すよう望む」と要求した。KTX乗務員たちは現在、セマウル号 乗務員と共にソウル駅広場で直接雇用を要求するハンスト9日目を行っている。 翻訳/文責:安田(ゆ)
Created byStaff. Created on 2007-07-12 10:06:51 / Last modified on 2007-07-12 10:06:52 Copyright: Default このフォルダのファイル一覧 | 上の階層へ |