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サムスン電子サービス 労使実務交渉再開

使用者側「無条件の交渉再開」を労組に要求…今日3時に交渉に突入

ユン・ジヨン記者 2014.05.28 16:11

サムスン電子サービスの全面ストが10日目になる中、 サムスン電子サービス労使が実務交渉を再開した。 今回の交渉は、サムスン電子サービス使用者側が無条件の交渉再開を要請したことによるものだ。

先立ってサムスン電子サービス使用者側は5月23日、労組に交渉を要請し、 労組は内部での議論を通して24日に実務交渉をすることに決めた。 だが使用者側は、労組がサムスン電子本館前の焼香所を撤去しなかったという理由で交渉を拒否し、 実務交渉が中断していた。

その後、使用者側は労組と実務接触を続けて労組に交渉を要請をし、 労組は使用者側に無条件に交渉に出ることを要求した。

労組の要求について使用者側は、 △労使相互条件を付けない、 △公開で交渉再開を宣言する、 △労使実務交渉を今日午後3時から行う、 △実務交渉で意見が接近すれば本交渉を開いて合意する、 △本交渉の合意方式は幹事交渉で具体的に決めるという回答を伝えた。

そのため労組は会議を経て、今日午後2時頃に会社側との実務交渉に合意した。 金属労組のヨム・ホソク烈士闘争対策委員会(烈士対策委)は 「ヨム・ホソク烈士の名誉を回復し、 民主労組死守、賃金団体協議締結のために労使が互いに条件のない交渉再開を歓迎する。 この交渉に積極的に応じたい」とし 「これ以上飢えた労働烈士を作らず、実質的な内容で交渉が進められることを心から望む」と明らかにした。

今回のサムスンの「条件のない交渉」は事実上、 サムスン電子サービス使用者側が事実上労組の認定を念頭にしているのではないかという観測も出てきている。 この日の実務交渉で、双方はこれまで争点になった労組認定の部分と、 賃金、業者廃業など三つの争点について集中的に議論する予定だ。

また実務交渉で意見が接近すれば、 労組は幹事交渉で本交渉の合意方式を決める。

烈士対策委のパク・チョンミ報道担当者は 「チェ・ジョンボム烈士闘争の後、会社は合意内容を守らす、 労組としては使用者側が交渉の前提条件を付けるのは信頼できないという立場だった」とし 「サムスンも組合員たちが交渉開始の条件を掲げたことに強い不満を持っていることを知り、条件のない交渉に出たと判断している」と明らかにした。

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンスバージョン2:営利利用不可仮訳 )に従います。


Created byStaff. Created on 2014-05-29 06:32:06 / Last modified on 2014-05-29 06:32:07 Copyright: Default

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